Now or Never

今でしょ!

クラシック音楽をもっと気楽に楽しみたい

最近嵌ってるドラマ。

一つは「不適切にもほどがある!」
あちこちで目や耳にするので、ブレイクしていると言っていいんじゃないでしょうか?

「チョメチョメ」が流行語大賞史上(多分)初の、2度目のノミネートなるか(笑)
ちなみに、私はこの言葉を聞くと棋士の故芹沢博文さんを思い出します。

先週放映された第5話では2度の大きな「転」がありました。
あまり切なくなるストーリーでなく、楽しい大団円を期待したいなあ~


もう一つは日曜劇場「さよならマエストロ」。
TBSの回し者ではありません(笑)

このドラマを観てからクラシック音楽を聴く機会が増えました。
我ながら何にでもすぐに影響を受ける性格です。

しばらく埃を被っていた「Living Stereo」のボックスを引っ張り出して、、、

せっせとリッピングしてNASに格納しながら聴いていましたが、今日ようやく60枚全て終わりました(ふぅっ)

この作業を通じて、ちょっと思ったこと。

私が利用している音楽ソフト「MusicBee」は、CDを普通に取り込むとストレージ上に

「アルバムアーティスト」>「アルバム」

のフォルダ階層が形成されて「アルバム」配下にアルバム収録曲が格納されます。

例えば、「吉田拓郎」という上位フォルダの下に「人間なんて」とか「元気です。」の下位フォルダがアルバム毎に作られて、それぞれの中に各アルバムの収録曲が1曲:1ファイル(=トラック)で格納されます。
(注)1曲毎に分割しない方法もあります

ちなみに「アルバムアーティスト」や「アルバム」は、それぞれの楽曲に付与される属性で「タグ情報」と呼ばれます。
タグは、この2つの他にも「アーティスト」「トラック」「ジャンル」等々いくつかありますが、「MusicBee」が楽曲を格納するフォルダを作るのに使用するタグはこの2つです。

こうしてPCに取り込んだデータをNASに格納します。
NASのQNAP社が提供するWindows上で動作するファイル管理ソフトで、そのままコピーするだけ。
PCのフォルダ構成を維持したまま、データはNASに格納されます。
簡単簡単!

ところが・・・

さあ、格納した曲をいざ聴こうとした時に大混乱してしまいました。

私が一番よく使う音楽再生ソフトは、ラズパイにインストールしたVolumioです。
このVolumioで「アーティスト」メニューを開くと、こんなサムネイルが表示されます。

サムネイルに表示される一覧は、「アーティスト」ではなく「アルバムアーティスト」なんです。
バッハやモーツァルトではなく、シャルル・ミンシュやフリッツ・ライナーです。

1枚1枚アルバムを買いながら聴き込んだ方なら問題ないんでしょうが、私のように何を聴けばいいかわからなくてBOXで買った素人には滅茶苦茶使い辛いのだ。
聴きたいと頭に浮かんだ曲を探すのに、誰が振ってるどのアルバムに収録されているかなんて、全然わからないんですから。

ちなみに、QNAP社が提供するスマホ用の音楽再生アプリ「Qmusic」は、メニューからアーチスト(笑)を選ぶと、「アーティスト」と「アルバムアーティスト」のタグにあるアーティストを全て引っ張ってきてずらっと並べてくれます。

作曲家と指揮者が混在している

そうとわかれば便利なんですが、最初はどういう法則で表示しているのかわからずに、頭が大混乱しました。
それに、チャイコフスキーを「Пётр Ильич Чайковский」なんて表記されたってわかるわけないのだ。(アプリはタグ情報を拾っただけです^^;)

ジャズやロックではこんなことで困惑したことはなかったのに。
それは「アルバムアーティスト」=「アーティスト」だからでした。

例えば、ジャズのスタンダードを歌った松田聖子のアルバムをリッピングすると

2月14日にシリーズ3作目が発売されました!

誰が作詞作曲しようが、誰がオリジナル歌手だろうが、「アルバムアーティスト」タグにも「アーティスト」タグにも「松田聖子」が取得されるのだ。

でもそんなの当たり前じゃないか?
そもそも「アーティスト」って一体何だっけ?
何故、クラシック音楽の「アルバムアーティスト」は指揮者、「アーティスト」は作曲家って決まっているんだ?
いや、誰もそんなことは決めてないのか?

こうして書いていても頭が大混乱するのでした(笑)

最後に、、、

この通り、ソフトによって仕様も挙動もバラバラ。
アートワークも表示されたり表示されなかったり、何故だかわからない。

音楽を楽しむ前に疲れてしまいそうなのだ。