前回からの続き
音楽再生環境も安定したし。
これでオーディオ人生めでたくゴールかと言えば、そんなわけもない。
「そこそこいい音」を「もっといい音」で聴きたい。
そして、好きなアーティストやアルバムを、もっと深く掘り下げて知りたい。
この2つの欲求を満たしてくれるのが「Roon」だと思っています。
Roonは所謂音楽再生ソフトですが、これ単品では使えません(多分)。
TIDALやqobuz等ストリーミングサービスと組みわせることで初めて真価を発揮します。
ネットの向こう側にあるMQAのハイレゾ音源を再生できたり
ライナーノーツや歌詞を表示したり
楽曲に関わったアーティストの情報が芋づる式に確認できたり
ちなみに、まだ実際に自分で使いこなしているわけではなく、ネットの受け売りですのでご了承くだされ(笑)
で
TIDALと組み合わせて、さっさと使ってみたいところですが、このTIDALが日本でサービスを提供していないんですね。
日本人って洋楽好きが多いし、こんなにお金が埋まっている土地を何で掘らないんだろう?
不思議に思ってネットで調べてみると、世界的にはストリーミングが主流となって、既にその売り上げはCDを上回っているそうなんですが、日本では未だにCDの方が売れているらしい。(こんな情報がたくさんヒットします^^;)
しかも、残念なことですが、数十年来経済成長も止まっているこの国は、もはや言語の壁を乗り超えてまで商売する旨味がないってことなんでしょう。違うかな?
ところがところが
そのTIDALが今年の1~3月期にようやく日本でサービスを開始するそうです。
それではと、まだ気が早過ぎるとは思いますが、先ずはRoonを使ってみることにしました。
超簡単にRoonの構成を紹介すると・・・
・Control(操作部)
・Core(中核部)
・Output(出力部)
の組み合わせから成り立ち、これを4つのパッケージの組み合わせで実装します。
・Roon Remote(Control+Output)
・Roon(Control+Core+Output)
・Roon Server(Core+Output)
・Roon Bridge(Output)
先ずは、ノートPCにRoonをインストールし、ラズパイをRoon Bridgeとして使用します。
Roonのインストールは至極簡単。
最後に、音楽サーバとしてTIDALかqobuzを始めてみないかと誘ってきます。
願ってもないことよと、TIDALをポチっとすると・・・
残念!
サービス開始はまだでした。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
さて
音楽ソースがなければ、何も出来ません。
取り急ぎ、iTunesでCDからアルバムを取り込んで、Roonで再生してみよう。
ラズパイのVolumioに、Roon Bridgeのプラグインをダウンロードします。
これで、我が家のメインシステムでRoonが再生する音楽を聴く準備ができました。
早速聴いてみると・・・
あれっ?
ゲインが超小さい・・・
ちなみに、出力先をVolumioではなく、7.1ch用のAVアンプ(マランツNR1711)に変えると、いい具合で再生できました。
Volumioの先に繋がるのは低出力アンプの集合なので、調整が必要みたいです。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
試しに、マイルスの「Bitches Blew」を再生してみました。
リーダーのマイルスの情報が見れるのは勿論ですが・・・
アルバム共演者がずらっと並んで・・・ ※スクロールするともっと現れます
そこから、別のパーソナルの情報を追っていけます。
面白過ぎます!
あとは、TIDALのサービス開始を待つばかりですね
でも・・・
Roon+TIDALを使えるようになったら、Spotifyはどうするかな?