今回よりビートルズのレコードを紹介していこうと思います。
私がビートルズに釘づけになり、そして彼らが解散した1970年当時に発売されていた国内盤が収集のテーマでした。
原則、アルバムの発売順に沿ってのんびりと紹介していくつもりでいます。
では早速1stアルバムから!
なーんて言いながら・・・
初っ端から脱線。
今回紹介するのは国内盤ではなかったりします^^;
ビートルズの1stアルバムを紹介するのに、彼らの出身国イギリスにおける正真正銘の1stアルバムを避けて通るわけにはいかないかと。
Please Please Me (UK) [1963.03.22]
実は、私がこのレコードに注目したのは、ここ10年位のことです。
何故それまで、母国英国の1stアルバムに目が向かなかったのか?
理由は簡単で、1970年当時日本のレコード店で販売されていたビートルズ(初期の時代)のレコードは国内編集版と米国編集版だけで、彼らにとって本来のオリジナルと言うべき英国盤は売っていなかったからです。
※実は、ここには軽ーい事実誤認があるのですが、これについてはまた改めて。
今のようにネットで何でもちゃちゃっと調べられる時代ではありません。
ジョンが喉を潰しながら、シングルの既発曲を除く全曲を1日でレコーディングした伝説は耳にして知っていましたが、一度も見る機会のなかった英国盤は興味の対象とはならず、やがて高校に入るとビートルズ熱は冷め、音楽の興味がロックやポップスからジャズへと移っていきました。
後に、解散後に発売されたベストアルバム赤盤のパクリみたいなこのジャケが、英国1stアルバムのオリジナルデザインと知って、それは驚いたものです。
ビートルズの1stアルバムと言えば、、、
国内盤や米国盤のこの印象的なデザインが擦りこまていましたから。
※実は、ここにもまた事実誤認があるのですが、これてについてもまた改めて。
まさか本家本元の英国では、このフォトが2ndアルバムのジャケに使われていたとは。
それでは、何故後年になって自分がこのアルバムに注目し、これを入手したかと言いますと、それはずばり「音」への興味でした。
10年位前、ちょうどこのブログを書き始めた頃のこと、以前から憧れていたオーディオを齧り始めました。
もともとは、当時マイブームだった電化マイルスを聴くために機器を揃えていったのですが、その昔に聴いていたビートルズを再生してみたくなり、1970年当時にレコード店の棚に並んでいたレコードを集めることを思い立ったのは前回記事の通りです。
こうして、ビートルズのその後のレコード事情をレココレやネットで調べるようになると、気になる情報が目につくようになりました。
英国オリジナルモノラルの初期プレス盤は「ラウドカット」と呼ばれ、音圧が高くて国内盤とは迫力が別物だ!
と皆が言ってるじゃあありませんか。
こうなると、どんなもんだか、これを手に入れて聴きたくて聴きたくてもうどうにも止まらなくなりました。
こうして、矢印帯や瓢箪帯の国内盤が目的だったレコード集めは脇道に逸れ、段々と当初の目的から外れていくのでした。
Please Please Me(UK)
A1. I Saw Her Standing There
A2. Misery
A3. Anna (Go To Him)
A4. Chains
A5. Boys
A6. Ask Me Why
A7. Please Please Me
B1. Love Me Do
B2. P.S. I Love You
B3. Baby It's You
B4. Do You Want To Know A Secret
B5. A Taste Of Honey
B6. There's A Place
B7. Twist And Shout
◇リリース : 1963.03.22
◇カタログナンバー : PMC 1230
◇モノラル/ステレオ : モノラル
◇レーベル : イエローパーロフォン
・"RECORDING FIRST PUBLISHED 1963"表記あり
・"33 1/3"表記なし
・タックスコード : (M)KT ※スピンドル・ホール下の"K"のみ判別可
◇トレイル・オフ・エリア情報
・マトリクス : XEX 421-1N / XEX 422-1N
・マザー/スタンパー : 2-PL / 1-MA
◇ジャケット : Ernest.J.Day
◇インナースリーブ : EMITEX
余談ですが、このアルバムの1stプレスは、通称ゴールドパーラフォンと呼ばれるレーベルでなかなかお目にかかれないシロモノですが、2009年に発売されたCDの「モノ・ボックス」は、紙ジャケ仕様で、、、
ゴールドパーラフォンが再現されていました。
しかし、、、
CDでいかに精緻に再現されていても、やっぱ萌えないんだよなあ~
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昨晩から降り始めた雨が、お昼頃になってようやく上がりました。
今日は怖々と、ゆっくりとマイペースで約15,000歩地元を歩いてみました。
桜の季節はあっという間に過ぎ去って、街のあちこちで色鮮やかなツツジが目に飛び込んできました。
また、和の象徴みたいな藤の花も見頃を迎えたようです。
GWまでには完治すると踏んでいた右脚の肉離れですが、どうやら長期戦となりそうです。
目標を夏に定めて、焦らずに養生しようと覚悟を決めました。