次回釣行に備えて、こんなガジェット(なんかカッケー!)を入手しました。
電子カウンタでござ~い。
ボタンを押すごとに1づつ加算して表示する、あれです。
もちろん、釣行時に釣果をカウントするために購入しました。
「えっ?! いつも数匹、多くても十数匹程度で、何でカウンタが必要?」
と疑念をもたれる方もいらっしゃるかと思います。
この問いに対して、心の中では「うるせー、バーロー!」と毒づきつつも、本音でお答えさせていただきます。
実は、その数匹が憶えられないんです。
さすがに2~3匹の釣果で何匹釣ったか忘れることはないんですが、7~8匹あたりになってくると、
「あれ、何匹だったっけ?」
「7匹だっけ? いや、さっきので8匹?」
「ああ、わかんねえ。面倒くさいから8匹にしたる」
ってなことになったりします。
我ながら本当に情けなくなりますが、脳みそは全て仕事で使い切っているってことで納得しています。
そもそも、ある日の釣果が7匹だったとか、8匹だったとか。
こんなことが、私の今後の人生に何か大きな影響を与えるようなことなのでしょうか?
・・・・・あっ、いやいや、前言撤回。
こんなこと言いだしたら、趣味なんて成り立たなくなります。
だから、そこは少々こだわってもいいんです。
こうして「よし、これだ!」と購入を決意しましたが、大手釣具屋を何店か回るも置いているところがないので、南米を流れる大河に発注。
注文してから2日で、カウンタは大河を流れてやってきました。
商品のパッケージには、○○さんの検品印まで押してある。
この検品印、メイドインジャパンって感じで好きなんだなあ~
本体には電源スイッチがなく、カウントボタンを押せば電源オン、しばらく放置すれば電源オフ。
パッケージから取り出した本体を見れば、既に"0"が表示されています。
では早速と、カウントボタンを押します。
「ん?」
"0"の表示のままです。
触ったくらいで誤って加算しないように、長押しするのかな?
でもだめ。
何度押しても、どうやっても押しても、表示は"0"のまま。
なんだか、
「どうせあんたには釣れないんだから、"0"のままでもいいだろ!」
と、カウンタにまで馬鹿にされた気分です。
一瞬むかつきましたが、「そうだ!」と閃きました。
これはよくある、あらかじめセットされているのはモニター用電池なので、既に電池が消耗していて誤動作するっていう、あれじゃないか?
「こんなちっぽけなカウンター1つに腹を立てて、俺も小さいなあ~」
「もっと牛乳飲まなきゃなあ~」
なんて考えながら、家電量販店でボタン電池(LR1130)を買ってきました。
早速電池を取り替えると"0"が表示されます。
今度こそとカウントボタンを押します。
さあ、栄光の1匹目をカウントだあ!
そして、表示は・・・
"0"
故障だったようです・・・
この顛末を留吉氏に伝えると、
「カウンタ? 必要ないですよ」
「買ってもそのうち面倒くさくなって、使わなくなる」
「不良品なら返品するチャンス」
そんなこと言われても、もう交換を依頼しちゃったよ・・・