鎌倉七口を訪れる冬の散策。
今日は大仏坂の切り通しを訪れる・・・筈でした。
本題に入る前に。
あまぎとは、、、
踊り子号以前に東京から伊豆急行に乗り入れしていた特急電車です、
私と同じ1959年生まれの157系で運用されていましたが、この157系は1976年に僅か17歳で天命を全うしました。
これは、確か小学5年当時に、友人と東京駅で撮影した写真です。
次回は、もう少し見栄えのする場所で撮りたいものです。
大船駅でバス待ちの間に撮った写真。
またも185系。
こちらは登場当時のリバイバルストライプ塗装。
大船からは、京急ポニー号の桔梗山行きに乗り込みます。
途中にデマンドルートとやらが設定されている?
見慣れないボタンがあります。
デマンドルートって何だろうと思って車窓を見ていましたが、小さい車体を活かして普通の住宅街を右へ左へと入っていきます。
好きな場所で乗り降りできるシステムかと思っていましたが、帰宅後に調べてみると、これが全然違った。
とても丁寧に解説されているサイトがあったので、リンクを張らせていただきました↓
桔梗山にとうちゃこ。
さてここから、大久保公園を通って、道標もない山道を、大ざっぱな地図とヤマ勘を頼りに藪こぎです。
ひーこら言いながらも「桔梗山山頂」と書かれた場所に着きました。
ここで道が途切れて迷走、あわや遭難かと思いましたが(笑)、、、
来た道の途中にあった分岐まで戻って、進路を変えて進んだところ、、、
目指す野村総研跡地の付近に出てきた模様。
ホッとしました。
竹林に囲まれたこの場所は、野村総研の茶室があったとされる所。
この先進むと車も通れる広い通路に出ます。
北に向かって未舗装路を進むと、コンクリートの塊が現れます。
不気味にも、廃墟となる以前の面影を残してそそり立っています。
山を切り崩して建てたのだから、原状回復して立ち去るべきでは?
こんなに山を蹂躙されて、鎌倉市も大人だなあ~
・・・とは思いますが、まあいろいろ大人の事情ってもんがあるんでしょう。
さて、次の目標はタチンダイ。
タチンダイとは「館の建つ高台」のことで、かつての北条氏の別荘「常盤亭」の通称のようです。
来た道を戻って南下すると、野村総研のグラウンドに出ます。
グラウンドからかつてのハイキングコースが東方面に伸びています。
ここは源氏山とタチンダイへの分岐点。
道標もなく、方向感覚を頼りに右へと分岐。
ここからは両側に谷を見ながら尾根伝いに進みます。
足場が悪い下り道で、少々緊張します。
すれ違う人は皆無。
そしてしばし、下り坂で膝が少々痛み出した頃、鎌倉市役所通りが見え隠れすると、タチンダイへの道標が出てホッとします。
今日はヘビーだぜ。
この先で、目の前を小動物が横切りました。
リスです!
ガサガサ言う先を目で追うと、リスは1本の大木を登り、器用に枝を渡って真上を通過。
横切る前の側の大木を、そそくさと降りて消えていきました。
さて、平場を進んでいくと高い切岸が見えてきます。
国指定史跡、残念なことに荒れています。
とうちゃこ
切岸に綺麗に彫られたやぐら跡です。
引き返して市役所通りへ。
登り口。
通り沿いに案内板がありました。
この図を見ると、随分と広い敷地だったことがわかります。
さて、この先、お目当てだった大仏坂切り通しが未遂に終わった顛末は、また次回~
そろそろ「流星ワゴン」の10分拡大スペシャルが始まっちゃうので、今夜はこれにて失礼しますm(_ _)m