これは、風こそ強かったものの、散策日和となった先の土曜日の記録です。
この日は、鎌倉歩きの先達じみーぺい爺さんと、鎌倉アルプスを歩いてきました。
鎌倉アルプスとは、天園ハイキングコースの愛称です。
アルプスとは大仰なネーミングですが、鎌倉の最高標高地を経由するために、こう呼ばれているようです。
この天園ハイキングコースには、いくつかのアプローチルートがありますが、この日は北鎌倉の明月院側から瑞泉寺までのルートを選びました。
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じみーぺい爺さんと大船で落ち合い、昼食を摂ってから、いざ鎌倉!
北鎌倉駅で降りて、明月院の近く、桐慕(とんぼ)茶屋脇の登山口からハイキングコースに入ります。
最初にいきなり急坂が現れて前途に不安を感ずるも、次第に脚が慣れてくるのか調子が出てきます。
七口を彷彿させる掘割とか、、、
時折視界が開けた時に望める眺望とか、、、
フィールドアスレチックライクな、ロープを使っての登り降りとか、、、
それは楽しいコースです。
鎌倉十王岩。
帰宅してから、このコース上の名所の一つと知りました。
岩の上でアベックがタイタニックなんかやっているもんだから、つい素通りしちゃたよ・・・
この先で、いきなり目の前が開けます。
ここは大平山の山頂、鎌倉市最高地点。
標高159.2m也。
ここで目の前に現れたのは、ゴルフ場のレストハウスと、家族連れがお弁当を広げている広場。
イワナを求めて山深い渓流を遡上し、最後に切り立った崖を苦労して登ってみれば、そこには釣り人相手の旅館が建っていた・・・
っていうオチの釣り漫画(だったか)を思い出しました。
ここから先は、林の中の遊歩道の風情。
刺激が薄い代わりに、歩くこと自体が楽しくなる道です。
そして程なく、ネットで何度も見た茶屋にとうちゃこ。
水分補給もせずに、ジャイアントコーンを食べました(笑)
この茶屋付近は、武蔵、相模、上総、下総、伊豆、駿河の六国が見渡せることから、六国峠と呼ばれています。
なるほど、いい眺めだ!
ここから先はほぼ下り基調。
やぐらを横目に見ながら、、、
この日のルートに従い瑞泉寺に向かって山を降ります。
そして瑞泉寺傍の登り口に到着しました。
天園への道が民家の脇の路地みたいで、かなりそそる風情です。
ここからは、特に寄り道もすることなく鎌倉駅に向かいました。
いや、一箇所だけ、じみーぺい爺さんのリクエストで、東勝寺跡の近くにある修道院に立ち寄りました。
お目当ては、ここで作られているクッキー(奥方へのお土産)でしたが、残念なことに営業時間外?でした。
帰りは大船駅で途中下車して反省会。
行列のできる居酒屋で、、、
美味しい酒と焼鳥をいただきました。
大船駅で家族にお土産を買い、藤沢駅でじみーぺい爺さんと別れて、小田急江ノ島線~間01系統の神奈中バスで帰宅。
楽しい散策でした
この日歩いたのは、天園ハイキングコース全体の概ね半分くらいになるのでしょうか?
次の機会には、金沢文庫から獅子舞の谷を通って鎌倉宮までのコースを歩いてみるつもりです。
獅子舞の谷は紅葉の名所。
12月の頭くらいが例年見頃となるようです。
また、二階堂川の源流の沢沿いの道が楽しそう。
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PS.