昨日は、かねてより会社から休みをいただいていました。
満を持しての鎌倉紅葉詣で。
幸いなことに好天に恵まれました。
大船駅から鎌倉湖畔循環系統の江ノ電バスに乗り込み、今泉不動で下車します。
バス停先を横道に入って数十メートルも歩くと散在ガ池森林公園の入口です。
気持ちの良い園内をのんびり歩いていくと、すぐに散在ヶ池が現れます。
散在する山中にあるので「散在ヶ池」とか。
ちなみに、バスの行き先「鎌倉湖」はどこにあるのかと思っていたら、「散在ヶ池」の別称でした^^;
池の横を抜けて「馬の背の小径」と呼ばれる山道を登って行きます。
どこが「馬の背」なんだか、、、思いの他きつかった。
たくさん登ってちょっと下りると、突然住宅街に出てきます。
住宅街を進んで今泉台六丁目公園から天園ハイキングコースに入ります。
今年のGWに、明月院横から登って瑞泉寺横に下りてくるルートをじみーぺい爺さんと歩きました。
鎌倉アルプスとも呼ばれるコースですが、ここまで既に高度を稼いでいるせいか、この先のコースはなだらかで気持ちの良い散歩道のようです。
鎌倉市最高峰の大平山にとうちゃこ。
標高159.2メートル也^^;
山からゴルフ場横の広場に下ると、、、
すぐ先はもう天園です。
今回は紅葉を目当てに、獅子舞目指してコースを右折。
どこを獅子舞と呼ぶのかはわかりませんでしたが、、、
きっと、紅葉が美しいこの辺りだったんでしょう^^;
二階堂川沿いのこの道がまたなかなか良い風情。
このところの好天続きにも関わらず地面がしっとりと濡れているのは、朝比奈の切通しを思わせます。
山から下りると、向かって右側に広大な更地が現れます。
永福寺跡。
鎌倉市によって復元工事を行っています。
用地の買収だけでも45年かかったというから、これまた凄い規模です。
いつ最終的に完成するのか確認していませんが、来年4月には池が復元され史跡公園としてオープンするらしいので楽しみです。
鎌倉の東端、紅葉ガ谷の瑞泉寺へ。
総門をくぐって山門に向かう坂の途中。
こんな所に何故ポストが?
山門をくぐると、写真でお馴染みの庭園が現れます。
しかし、紅葉はまだ一部しか見られず、、、
ここを訪れたもう一つの目的がこれです。
岩で作られた庭園。
大きな横穴はやぐらと思っていましたが、「天女洞(水月観道場)」と呼ばれる座禅修行のために彫られた洞だそうです。
ああ、勉強不足・・・
瑞泉寺を後にして、鎌倉宮へ。
前回訪れた時は、「護良親王」や「王塔宮」と言われても何のこっちゃ?でしたが、吾妻鏡を読破した今では感慨深いものを感じます。(マンガですから^^;)
金沢街道沿いで昼食をいただいてから、八幡宮をちょっとだけ冷やかして、、、
この日は、去年から歩くことに目覚めた配偶者がいっしょ。
昼食のボリュームをやけにセーブしていたかと思ったら、目的は小町通りの食べ歩きでした^^;
いつもは素通りする鎌倉の目抜き通りを楽しんでみました。
帰ってから調べると、瑞泉寺の紅葉は見頃がかなり遅いことで有名なんですね。
鎌倉で最後に紅葉が訪れるそうで、見頃は12月中旬以降で年を越すこともあるそうです。
年内に出来ればもう一度訪れたいところですが、また来年のお楽しみかな・・・