これは、天気予報を信じて傘を持たずに家を出たところ、見事に裏切られて雨中を歩いた日曜日の散策の記録です。
この日ターゲットにしたのは、鶴見川の支流「江川」です。
一部流域が桜の名所として有名ですが、もちろん桜は既に見頃を過ぎています。
この日の目的はチューリップ。
ここを初めて訪れた時の桜とチューリップのコラボが印象的で、もしかしたらまだ綺麗な赤・白・黄色の行列が観れるんじゃないかと出かけてみました。
この日は、相鉄の旭11系統のバスでアプローチ。
先ずは恩田川に出てから、川沿いを下流へと向かいます。
2~300mも進むと、進行方向右側に江川が姿を現します。
この川の生い立ちが田畑に水を導くための用水路であったことは、いにしえの地図からもわかります。
谷本川から引き込んでいた用水路が田畑の消失とともに役目を終え、今では中原街道を挟んで反対側にある都筑水再生センターで作られた高度処理水を取り込んで流れ、市民の憩いの場所となっています。
左程広くはない水路ですが、様々な色の大きな鯉が泳いでいます。
その昔、津和野で見た光景を思い出しました。
こんな神々しい鯉もいます。
ここが佐江戸せせらぎ水辺愛護会の事務所のようです。
手作り感いっぱい!
江川が流れる緑道を整備するのは、地元の地域団体。
・佐江戸せせらぎ水辺愛護会
・都田江川せせらぎ水辺愛護会
水辺を維持する活動に頭が下がります。
工業団地の中を流れる綺麗に整備されたせせらぎ。
ここから、水辺がなくなった光景を想像してみましょう。
まさに一服の清涼剤!
一旦、産業道路沿いに出て、車の排気ガスを吸いながら進みます。
ららぽーと横浜前を通過。
この辺りで雨が大粒になり心が折れかけましたが、楽しみにしていた真の目的(えっ!?)が心を支えてくれました。
梅田橋交差点から、暗渠に潜っていた江川が再び姿を現します。
ここからが桜の名所となります。
川幅が狭いため、両岸の桜の枝が真ん中で重なり合って密集度が高く、満開時は桜名所の中でも群を抜く美しさ・・・
なんですが、今年は満開時に来れなかったのが残念!
この日の目的はチューリップ。
何とかギリギリ間に合ったようです。
桜が終わって天候も不順だったこの日は、ここを歩く人も少なく、チューリップもひっそりと最後の時間を過ごしているようでした。
花畑も終わって、やがてお馴染みの大きなトラス橋が見えてきます。
鶴見川、大熊川との合流。
ここからは、しばらく舗装されていない鶴見川の土手道を歩きます。
亀の甲橋の先からは、土手から降りて、川沿いを並走する一般道を進みます。
名前の通り辺鄙な所にある「丹行味素」超辺鄙本店で、遅いお昼のタンメンをいただきました。
最近、ラーメンのスープを飲まなく(飲めなく)なりましたが、ここではついつい平らげてしまった。
お腹を満たしてからは、新横浜まで歩いて帰るつもりでしたが、歩くのがすっかりかったるくなってしまい、、、
近頃の散策では、「歩」と「食」の立場が逆転して、高カロリーの食品を心おきなく食べるために歩いているような・・・
自分の散策は、おとなの週末チックな食べ歩きとは一線を画すべし!
・・・とは思っているんですが、つい(;^_^A