先の日曜日、鎌倉から逗子までをぶらりと歩いて来ました。
起点はJR鎌倉駅。
電車を降りると、先ずは若宮大路沿いの紅谷雪ノ下店に向かいます。
狙いは、銘菓「クルミッ子」の「切り落とし」か「こわれ」です^^;
時は既に正午近く、「こわれ」は11時前には売り切れたそうですが、無事「切り落とし」を手に入れて一安心。
鶴岡八幡宮を通り抜け、
東側の門を出て、
ちょっとだけ頼朝の墓に立ち寄り、
そして、鎌倉最古の名刹、坂東三十三観音霊場第一番札所の杉本寺へ。
・・・向かうつもりが、ちょっと道を誤り、寺院の裏手方面の二階堂町内の坂をどんどん登って行って、そのうち「変かな」と思いつつも、後には引けずに更に登れば、とうとう行き止まり。。。
家を出たのが予定より遅れていたこともあり、時間と体力を無駄遣いして心が折れる寸前でした。
約20分のロスで、ようやく杉本寺にやって来ました。
普段お寺に寄ってもマメに参拝する方ではないのですが、歴史深いこのお寺ではお参りするつもりでした。
が、、、
ただでさえ時間がおしているところ、見れば本殿まで長~い石段で、そもそも行った道を帰ってくるのが嫌いな性質なので、正直気が進まなくなってしまったところ、拝観料が必要とわかった時点でUターンを決めました(;^_^A
目の前の金沢街道を横切り、犬懸橋を渡り、
田楽辻子の道を横切って、
いよいよ衣張山への登山道でもある「平成巡礼道」の入口へとやって来ました。
道はすぐに石段となり、しばらくは休む場所もなく登り続けます。
この道は、一番目の札所杉本寺から二番目の札所岩殿寺へと向かう巡礼ルートだそうで、この他にも報国寺付近から衣張山を通らずに東側を辿る「巡礼古道」を始め、いくつかのルートがあったでそうです。
お散歩感覚でわけなく登れると思っていれば、これが意外やなかなか山頂が現れず少々焦りました。
脚力の衰えを感じます^^;
ようやく開けた場所に出てきました。
お弁当を広げているグループが2組。
山頂を示すものが見当たりませんでしたが、見晴らしが良かったので、この時は「ここだろう」と思い込んでいました。
ところが、先を進むと、またも見晴らしの良い場所が現れます。
こちらは、お弁当を広げているご家族が一組。
「山頂はもしやこっちだったか?」
と疑念が湧いてきましたが、この時通りかかった犬連れ&赤ちゃん抱っこの若いご夫婦(スゴ!)が、
「山頂よりもこっちの方が綺麗よね~」
と声を上げていたので、やはり先ほどの場所が山頂だったのかとこの時は思っていました。
帰宅後に本当の山頂はどっちだったのか調べてみると、、、
衣張山は双耳峰(ツインピークス?)と呼ばれる頂上部に2つのピークを持つ山で、先に通過したのは北峰、後から通過したのは南峰と呼ばれているようです。
どちらも標高120mだそうですが、どっちも山頂ってことなんでしょうか?
Googleマップだと、北峰には「衣張山」の表記がありますが南峰は無表記。
また、この南峰にあたるピークを「宅間山」とか「浅間山」と称しているサイトもあり。
さらには、この先に訪れるパノラマ台の東側の水道設備がある辺り、通称「水道山」と呼ばれているピークが 本来の「浅間山」とする解説もある。
もうわけがわかりません・・・
しばらく先を進むと、山道は終わってハイランドの端に位置する古道巡礼の道との「分かれ道」へ。
ここからしばらくは、ハイランドに隣接する公園を進みます。
公園の先は子ども自然ふれあいの森が広がります。
残念ながら富士山は見えませんでしたが、この日3度目の絶景でした。
名越方面への案内に従って進みます。
この先、大切岸を見学するならば、行き先表示のない分岐に要注意!
気が付けば、大切岸の崖上を歩いていることに気が付いて、慌てて引き返して崖下への分岐点に戻って、お猿畑の大切岸横の遊歩道に出ます。
この日は名越には向かわずに、広い法性寺の敷地を通り抜けて、、、
横須賀線沿いの県道上の久木ハイランド入口交差点の近くに出て来ました。
逗子で、タイニングバー「マッチポイント」のチキンカレーをいただき、
珠屋のピーチロールケーキのお土産を買って、
京急の新逗子駅から、
エアポート急行で横浜に出て帰宅しました。
杉本寺で拝観を取り止め、衣張山付近の見所をいくつか見逃し、岩殿寺は昼時を大きく回って完全スルーしてしまいました。
次回、巡礼古道も織り交ぜながらまた歩いてみるつもりです。