会社の同期「じみーぺい爺」氏と、去年の寝台列車「あけぼの」での青森行に引き続き、今年は「サンライズ出雲」で山陰地方に繰り出してきました。
今回の旅の目的は、未乗の寝台列車に乗ることと、一畑電車に乗ってローカル私鉄の景観と旧南海・京王車両を楽しむことをメインにして、天気が良ければ、自転車で出雲路自転車道ポタを楽しもうと思っていました。
ところが、出発前日には現地の天候が下降線となる予報があって、BROの輪行を諦め、γ-GTP、尿酸値と引き換えに一時の快楽を得る旅へと方針を転換。まあ、いつものことですが、、、
旅立ちの日は、先週17日木曜日の夜。
仕事を切り上げてから一旦帰宅して身支度を整え、21時に横浜で落ち合って、例によって一杯引っかけてからサンライズに乗り込みました。
出雲と瀬戸のお別れの図
伯備線車中から臨む大山
(「ダイセン」だと変換できません。本当におバカなIME2007)
軽く朝食のおそばを食べてから一畑電車に乗り込み、出雲大社に向かいます。
この辺りからアドレナリンが急上昇。
南海の丸ズーム。(現形式名は3000系)
川跡駅で大社線に乗り換えです。
この駅では3方面からの電車が接続して、ちょっと賑やかになります。
京王帝都の5000系。(現形式名は2100系)
残念ながら今回の旅では乗車機会なし・・・
近いうちにまた来るから待ってろよ~
約10分で出雲大社駅に到着。
時計が止まったかのような佇まい。素敵な駅です。
お隣りの浜山公園駅から徒歩15分のところにある島根ワイナリーへ。
島根牛の焼肉と試飲しまくったワインで、既にお腹はガボガボ。
川跡駅で乗り換えて、今度は宍道湖沿いを進んで松江に向かいます。
車窓に拡がる宍道湖は、生憎の曇り模様にも関わらずとても美しく、ご婦人団体客の歓声が飛んでいました。
日も暮れてきた頃、終点の松江しんじ湖温泉駅に到着。
乗ってきた電車は、こちらも京王5000系を種車にした5000系。
随分と気合いを入れて改造したようです。
原車のままの方が良かった、なーんて言いっこなーし[E:bleah]
さすが「温泉」の名の付く駅でして、駅前に足湯がありました。
長い寝台の旅の後だけに、これは極楽です。
(じみーぺい爺氏が足を滑らせて尻餅をつき、ズボンをビショビショにした件はナイショです)
この後は松江の夜の街へ。
ネットでググった「海鮮問屋 博多」で、松葉かにならぬ紅ずわいを食しました。
正直な話、この蟹よりも、突き出しの尿酸値三種盛り(あん肝、カニみそ、いくら)の方が美味しかったなあ(^-^;
この後、大人の階段を登りたがるじみーぺい爺氏を何とかなだめて、締めのチャンポンを食べてこの日が終わりました。
ちなみに、店名を失念してしまいましたが、マスターは隠岐の役所を早期退職して店を構えたとのこと。
山陰ではポピュラーなあんかけ風でなく、馴染み深い長崎ちゃんぽんで、とても美味でした。
さて、画像が重くなりそうなので、一旦ここで切らせていただき、翌日の道中の模様は後篇でお届けします。