Now or Never

今でしょ!

神の国へ(後編)

この日は松江からスタート。
ここから水木しげるロードで一躍有名になった境港に向かいます。

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山陰線の米子駅から分岐する境線の各駅には妖怪の名が付いた愛称があり、ここ米子駅は「ねずみ男駅」です。

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我々が乗り込む列車は、目玉のオヤジ!

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車内まで鬼太郎一色です。

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そして、降り立った終点の境港は鬼太郎ワールドでした。

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ポストや・・・

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街灯にまで

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腹巻を巻いた目玉のオヤジもいましたよ~

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どれもこれも欲しくなります。
・・・けど、右下の兵隊を見て、その昔に読んだ戦記物を思い出して、また読みたくなっちゃいました。

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この辺りは、鬼太郎だけでなく、色んな懐かしいものに出会えます。

ビクター純白カラー! カセッター!

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森永ミルクチョコレート自体は今でもありますが・・・

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いい感じのネオンです。
道路中央の排水溝もいい味ですね

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うわ~、最近すっかり見なくなった小売のプラモデル屋さん

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店内を覗いてまたビックリ。
レジの真上にこれが吊るされていました!!!

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このタイプのショーケースも懐かしいですね

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水木しげるロードを堪能した後は、境港水産物直売センターを冷やかしてから境水道沿いをお散歩。

対岸に渡る境水道大橋。

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デッキとスルーが組み合わさった見事な曲弦トラス橋です。
このクラスの船↓を通すために橋脚の間が大きく、その支間長240mは現在でも日本のトップクラスだそうです。

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帰宅してから自転車で渡れるか調べてみたところ、勾配がきつくトラックも多いので車道は危険だけど、さりとて歩道は40~50cmの幅しかなく辛そうです。
このところの風潮ですと「50cmの幅の歩道を自転車で通行するとは一体何事かあ!」ってところでしょうか。
3m未満だからダメとかではなく、場所によっては車道を走るのが命がけの道路も多々あるのですから、場所に応じた臨機応変なルールにして、いずれはオランダのような自転車に優しい環境を日本も整えていきたいものですね。

ああ脱線。閑話休題。

お昼にはおいしい海鮮丼をいただき、米子駅へ戻ります。
ちなみに、値段をよく確認もせずに「デラックス海鮮丼」を注文したのですが、勘定の際「3000円」と判明して10分は立ち直れませんでした。(小さい小さい)

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米子駅で出会った車両の数々。

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転車台と扇形機関庫が健在です。
全体が俯瞰できる場所がないんだなあ、残念!

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お次は米子の水辺に沿ってまたもお散歩。
加茂川から中海の河口に向かって歩きます。

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雨が降ったりやんだりでしたが、中海は綺麗でした。
次回は是非夕焼けを拝みたいものです。

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この後、旧加茂川に沿って土蔵と橋を眺めながら駅方面に向かう予定でしたが、お腹が空いてショートカット。
食いしん坊はアカンですね。

山陰道(R19)沿いにある焼鳥屋「鶏小舎」へ。
ここの焼鳥は所謂創作系ですが、奇を衒っている風ではなく、本当に美味しいものを追及している様が伝わってくるようです。
素材にも強い拘りをもっていらして、お酒も含めて美味しいものばかりでした。

旅の最後にも関わらず、ここで20年店をやってきた大将に、旅行でこの地を訪れたら絶対行っておくべき所を尋ねたら、

・隠岐の島 ・・・特に島前(小さい方)
・松江城 ・・・天守閣と船での堀川巡り
・水木しげる記念館 ・・・ベタだけどそこまで行くなら入るべし

だそうで、我々は全て外してました。。。
きっとまた、今度こそ自転車を担いで来ると思いますので、次回の楽しみにしておきます。

あっと言う間の旅も終り。
後ろ髪を引かれながら、車中の人となりました。

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