Now or Never

今でしょ!

藤井聡太八冠誕生

藤井七冠の2勝1敗で迎えた王座戦第4局が終わりました。

news.yahoo.co.jp

前回第3局、まさかの終盤逆転で永瀬王座が敗れたので、ここは藤井七冠が勢いで押し切ると予想していました。
しかし、その予想は見事に裏切られて、永瀬王座の強さが光る1局になるのかなあ〜と思ってLIVE観戦していたんです。
午前中から異常とも思える藤井七冠の長考。
昼食休憩が目前となった時点で、藤井七冠の持ち時間は永瀬王座の半分しかありません。
その差、2時間半!

毎度、画像はABEMAから借用m(_ _)m

藤井七冠は明らかに苦しそう。
AIの形勢判断も永瀬王座60:藤井七冠40です。

その後も、永瀬王座がリードを保って進行。
しかし、解説の中村修九段の
「60:40じゃあ勝てないんですよ、藤井さんには。強いんですから」
の発言は説得力満点です。

そしていよいよ終盤。
一度形勢が逆転しかけた瞬間がありましたが、藤井七冠がチャンスを見逃して、永瀬王座の勝利はほぼ決まったと思われました。

ところが、最後に間違えたのは永瀬王座。
自身の悪手に気付いた時の頭を掻きむしる姿。
天を仰ぐ。
大きな溜息。
敗者に同情するのは失礼ですが、苦悶する永瀬王座の姿には胸が締め付けられる思いがしました。

そして、気持ちの整理がついたのか、永瀬王座が羽織を羽織い身だしなみを整えて投了。

第3局に続いて優位に立ちながら敗れた永瀬拓也。
全てのタイトルを手中にした藤井聡太の偉業に対する祝福よりも、永瀬拓也に「お疲れさま」と言いたくなるシリーズでした。
今日から無冠となる「永瀬九段」ですが、もう一度「藤井八冠」と番勝負を戦えば「もしかしたら」と期待させてくれる初めての棋士でした。

藤井聡太の躍進に期待する時代があっという間に終わりました。
まだ21歳です。
これからは、誰が藤井八冠を倒すかに興味が移ります。
若くして全てを手中にした藤井八冠が、今後の長い棋士生活、どうやってモチベーションを維持していくのかとても興味があります。

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左足の荷重開始は今日がスタートでした。
松葉杖を使った階段の上り下りに木金土の3日間で慣れなければ、日曜日の退院はおぼつきません。
さあ、頑張ろう!

談話室のカーテン開けるのが毎日の日課になりました(笑)