Now or Never

今でしょ!

嗚呼、本因坊戦(前編)

藤井聡太七冠が八冠目をかけて挑戦している将棋の王座戦が盛り上がっていますが、今日は囲碁界の話題です。

プロの囲碁タイトル戦の頂点はというと、本因坊戦、名人戦、棋聖戦になると思います。
それぞれのプロフィールは、

本因坊戦 
1939年(昭和14年)創設。江戸時代以来の囲碁の家元である「本因坊家」に由来するタイトル戦。二十一世本因坊秀哉(歴代最後の世襲制本因坊)の意向によって、「本因坊」の名を冠したタイトル戦が東日新聞および大毎新聞の共催で始まった。

名人戦
1961年(昭和36年)創設。江戸時代に、幕府の家元制度の元で囲碁界を総括する立場として「名人」が確立。以降、昭和初期に至るまでは九段が即名人を意味していて、天下にただ1人だけと定められていた。日本棋院が設立してから実力名人戦の創設にあたって紆余曲折を経て、1961年に読売新聞主催で(旧)名人戦が創設された。その後、契約金に起因する名人戦騒動を経て、現在の朝日新聞が主催する(新)名人戦が1976年(昭和51年)に始まった。

棋聖戦
1976年(昭和51年)創設。大人の事情で名人戦を朝日新聞に持っていかれた読売新聞が威信をかけて、その代わりとなる序列第一位の棋戦として創設した。なので、歴史こそ本因坊戦や名人戦に比べて浅いものの、タイトル獲得賞金は、本因坊戦の2,800万円、名人戦の3,100万円を大きく凌いで4,500万円と高額である。

以上、ほぼウィキペディアから要約させていただきましたm(_ _)m
なお、私はお金より歴史を重んじるので、創設の古い順に並べています。

今後の囲碁界は、この三大棋戦を中心に今まで通り回っていくんだろうなあと誰もが思っていたはずです。

ところが!

(次回に続く)

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丸太のような左脚