Now or Never

今でしょ!

2023年 燕終戦

NPBセ・リーグのペナントレース全カードが終了しました。
スワローズは今期最終戦でタイガースから逆転サヨナラ勝ちを収めて滑り込み5位。シーズンを通して、こんなゲームが観たかったもんだな。

スワローズがCSシリーズを待たずにシーズンを終わるのは3年ぶりです。
ここ5シーズンの順位は、6 → 6 → 1 → 1 → 5。
ジェットコースターと言われる所以です。

2年連続優勝からのほぼ最下位は正直全く予想できませんでしたが、よくよく考えると、実は昨年度のシーズン中からその兆候が現れていたことに気づきました。

昨シーズンは、序盤こそ連勝・連敗の繰り返しで波に乗れませんでしたが、交流戦に入る直前あたりから打線の破壊力を武器に躍進を続け、交流戦を完全優勝(全球団を相手に勝ち越し)し、7月頭にはプロ野球史上最速での優勝マジックを点灯させました。

しかし、思えばこの時がチームの頂点でした。
チームが輝いた短い期間が終わって、この時から長い長いスワローズの黒歴史が続いていると私は思っています。

昨年度ここまで、スワローズは開幕タイガース戦で7点差をひっくり返した大逆転に象徴されるような劇的な試合運びを何度も見せて来ましたが、この頃を境にこうしたエキサイティングな試合がすっかりと陰を潜めてしまいました。

何ら興奮できないゲームが続く毎日に、首位にいるにも関わらず、
「首位を一旦明け渡すか、このまま逃げ切りで優勝するならCSが始まるまでの間、しばらく観戦するのをやめよう」
とまで、このブログでいつわざる心境を吐露しています。

toei-sportif.hatenablog.com

結局、中盤までにつけた大差と、村神様(もはや誰もそう呼ばなくなった)の信じられないような大活躍でペナントレースは制しましたが、日本シリーズはオリックスに実力の差、勢いの差をまざまざと見せられて、4−2の対戦成績以上の惨敗で終わっています。

ペナント優勝チームとは思えない状態で2022年度シーズンを終えたチームは、マクガフの退団や塩見の故障等で更にチーム力がダウンした形で2023年の開幕を迎えたのだから、こんな結果で終わっても不思議ではありません。

それと、あまり個人攻撃はしたくないのですが、高津監督の成功体験に囚われた柔軟性のない硬直した采配もマイナスに大きく働いたと思います。

私ごとき素人が口幅ったいんですが、好きなこと言わせて貰えば、来年度巻き返すには以下の条件をクリアする必要があると思っています。

・高津監督の采配見直し(もしくは監督交代)
・監督、村上に物言えるコーチの登用
・競争のないぬるま湯体質の払拭
・若い先発ピッチャー陣の底上げ、安定
・マクガフの穴を埋めた田口の穴埋め
・キーマン塩見の体調ケア〜常時出場
・村上の守備改善
・今年芽が出なかったヤングスワローズの奮起

もちろん期待したいけど期待できるのか?
正直なところ、また優勝できるチームを作るのはイバラの道と思われます。

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ドクター、ナース、理学療法士、その他お世話してくださる方々。
病室に来て用事が終わって離れる時に、カーテンを閉めてはくれるんですが、何故か完全に閉めないで10cmくらい残すんです。

どうしたって、外からの目が気になるんです。

少しだけ開けておく必要があって、意識されてそうしているのか?
(例えば外から中の様子が窺えるようにとか)
それとも、最後まできっちり閉めるのが面倒なだけなのか?

今は訊けません。
退院する時、勇気を絞って訊いてみよう(笑)