スペインってちょっと雑じゃね？

現在スペイン一周旅行中（ブエルタ・ア・エスパーニャ）です。
実はこの一周旅行の企画は既に終わっているんですが、リアルタイムで乗り損なった私は、この企画で辿ったルートを後から追っかけているところです。
私の追っかけはまだ始まったばかりで、現在はバルセロナにいます。

先日フランス一周旅行（ツール・ド・フランス）を終えたばかりなんで、ついついフランスと比べてしまうんですが、スペインの雑なところが気になって仕方ありません。

（注）以降レース実況の写真は全てJSPORTから借用させていただきましたm(_ _)m

その1 暗い
第1ステージはチームタイムトライアルでした。
サグラダ・ファミリアの目の前が中間計測地点というシャレオツなコース設定でしたが、

後半は雨が激しくなり、レース時間帯をスペイン国内のテレビ放送の都合に合わせて遅くした結果、最後の方のチームが走るのは日没後。
このように暗い中で行われたレースを見たことありません。
ディフェンディングチャンピオンのレムコ・エヴェネプール（以下「レムコ」）擁するスーダル・クイックステップは22番目の最終出走。
チームは真っ暗の中4位のタイムで無事ゴールしましたが、ゴール直後にレムコが吼えていました。

その2 誰？
これ以降は第2ステージのエピソードです。

アスタナのハビエル・ロモを紹介したテロップ

続いて、ご存知レムコを紹介したテロップ

同じ顔・・・
しかも、ロモでもレムコでもない（笑）

小原ブロスにちょっと似ている写真の彼は、ボーラのイーデ・スヘリングです。
何故か、彼の顔写真が何度も使いまわされている（笑）

その3 危ない
ゴール前24.3km地点に罠のような杭が！

スピードが上がる残り距離。
しかもラウンドアバウトの出口で道幅が狭くカーブしているこの地点に、こんなんものを残しておくなんて驚きです。
この日解説の写真家辻啓さんは「ツール・ド・フランスなら抜いています」と断言していました。

その4 タイム差がわからない
この日は前日に引き続きゴール地点のバルセロナが豪雨に見舞われていて、危険回避のために総合タイム計測地点をゴール前9kmとする異例な措置が取られていました。
先頭を走る2人と後の集団との9km地点を通過するタイム差によっては、この時点で先頭の中の1人EFのアンドレア・ピッコロの総合トップがほぼ決まる可能性があったため、先頭2名が通過する際のタイム差が大きなポイントでした。
ところが、正にこの9km地点を通過するタイミングで、タイム差が表示されず。