5年も寝かすことはなく、ビートルズのアルバム紹介の続編は翌日スタートとなりました(笑)
実は、先週の日曜日から頭痛に悩んでいます。
当初はコロナも疑ったのですが、他に発熱、空咳、喉の痛み、味覚・臭覚異常等々の自覚症状は一切ありません。
うん十年ぶりで頭痛薬を飲んでも効果なく、一体どうしたことでしょう。
仕方なく、休日も家の中で過ごしているので、少々時間を持て余していたりするのだ。
そんなわけで、3rdアルバムの紹介です。
混沌とした1st~2ndの紹介が終わって、この3枚目のアルバムはちょっとだけすっきりします。
ビートルズ初の主演映画のサントラ盤。
英・米・日でジャケットはバラバラですが・・・
英・日の収録曲は同じで、米国盤のみかなり様相が異なります。
で
いつものように、英国オリジナル盤からご紹介。
A Hard Day's Night(UK)[1964.7.10]
私は初期ビートルズのアルバムを米国編集盤で集めた話を何度も繰り返しましたが、このアルバムは別。
1970年当時は、このアルバムがキャピトルから発売されていませんでした。
少なくとも、横浜の片田舎のレコード店では米国編集盤を見たことはなく、それが存在するのか確かめる術も持っていなかった。
なので、このアルバムは日本盤を購入しました。
日本盤は英国盤と収録曲・収録順も一緒でしたが、ジャケットのカバーが異なっています。
当時はそんなこと知る由もなく、この日本盤のカバーこそが世界で唯一無二の装丁だと思っていました。
だもんだから、後年このオリジナルのカバーを見た時は、リイシューで装丁を変えたんだと思ったものです。
ちなみにこのアルバムの名前ですが、「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」だろ!って話は一旦置いといて、ちょっと違和感を感じることがあります。
例えば、ウィキペディアを見ると、「ハード・デイズ・ナイト」と表記されていて、頭の「ア」がありません。
一体いつからこういうことになっているんだろう?
少なくても小・中学生当時は、「ハード・デイズ・ナイト」と「ア」を省くのは、何か気障っぽくて恥ずかしくて口に出来ませんでしたよ。
当時のミュージック・ライフ誌を見ると・・・
メディアは「ハード・デイズ・ナイト」と
ファンは「ア・ハード・デイズ・ナイト」と呼んでいたようにも見えます。
昭和の時代に細かいこと言っちゃいけません(笑)
ネットやその他書籍をざっと眺めてみましたが、今も昔も、アルバムと映画は「ア」なし、曲は「ア」ありで呼ぶのが慣習のようですね。
A1. A Hard Day's Night
A2. I Should Have Known Better
A3. If I Fell
A4. I'm Happy Just To Dance With You
A5. And I Love Her
A6. Tell Me Why
A7. Can't Buy Me Love
B1. Any Time At All
B2. I'll Cry Instead
B3. Things We Said Today
B4. When I Get Home
B5. You Can't Do That
B6. I'll Be Back
インナースリーブは、オリジナルのEMITEXです。
◇リリース : 1964.7.10
◇カタログナンバー : PMC 1230
◇モノラル/ステレオ : モノラル
◇レーベル : イエローパーロフォン
・"RECORDING FIRST PUBLISHED 1964"表記あり
・"33 1/3"表記なし
・タックスコード : 確認できず
◇トレイル・オフ・エリア情報
[A面]・マトリクス・ナンバー : XEX 481-3N
・マザー・ナンバー : 2
・スタンパー・コード : RM(→24)
[B面]・マトリクス・ナンバー : XEX 482-3N
・マザー・ナンバー : 2
・スタンパー・コード : LP(→86)
このMONO盤は、初版のマトリクスが両面とも3Nなんですが、3Nの時期が長かったそうで、マトリクスだけで小躍りするとぬか喜びとなります。
私が入手したのも、マザーとスタンパーが2RMと2LPなんで、角がとれたマイルドな音になっています(笑)