Now or Never

今でしょ!

僅か8曲! A Hard Day's Night(US)

半年ぶりのご無沙汰です。

ビートルズのアルバムを紹介するシリーズ
これを終わらせるまでは、死ねない私なのだ
導かれた運命を辿って
今日も明日も生きて行こう♪

・・・と、毎日あいみょんばかり聴いて、あの「Get Back」以来ビートルズとはすっかり疎遠の毎日でした。

それが先月末のこと、アマゾンのprime videoで「EIGHT DAYS A WEEK」が無料配信されていて、これを観ているうちに、
「ああ、そう言えば~」
とアルバム紹介のことを思い出した次第です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

「A Hard Day's Night」の英・日盤を紹介した後、

toei-sportif.hatenablog.com

toei-sportif.hatenablog.com

たまたま、同映画のVHDを見つけたことから、

toei-sportif.hatenablog.com

なんとなく一息入ってしまいました。


次は米国盤の番でした。

A Hard Day's Night(US)[1964.6.26]

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映画が米国のUnited Artists配給なので、サントラ盤であるこのアルバムも、CapitolではなくUnited Artistsからリリースされました。
英国盤のリリースが7月10日、本国よりも半月早くリリースされています。

そして、またかの収録曲違い。
それも、米国盤12曲の制約ばかりでなく、収録曲中4曲はオーケストラ演奏のインストゥルメンタル
ビートルズ自身の演奏曲は僅か8曲しか入っていません。

これ、小中学生の頃、お小遣いを貯めて知らずに買ったらキレていたでしょうね(笑)
でも、、、安心してください。
1970年当時(それ以降も)、このアルバムは東芝音工から販売されておらず、私もこの米国盤の存在は知りませんでした。
しかし、「HELP!」で私はこの地雷を踏んでしまうのでした(T_T)

ジャケット裏

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英国盤(表)とはポーズが一部異なります。

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裏面の「ALL SONGS PUBLISHED BY MACLEN MUSIC INC.~」で記載されている部分のクレジットが「THIS BOY」だけ(「I'll Cry Instead」がない)のが、初版のジャケットらしい。

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f:id:toei-sportif:20220211123606j:plain※右の矢印に記載したのは英国での収容アルバム

A1. A Hard Day's Night                               ←A Hard Day's Night
A2. Tell Me Why                             ←A Hard Day's Night
A3. I'll Cry Instead                           ←A Hard Day's Night
A4. I Should Have Known Better (George Martin Orchestra)
A5. I'm Happy Just To Dance With You      ←A Hard Day's Night
A6. And I Love Her (George Martin Orchestra)

f:id:toei-sportif:20220211123341j:plainB1. I Should Have Known Better        ←A Hard Day's Night
B2. If I Fell                              ←A Hard Day's Night
B3. And I Love Her                 ←A Hard Day's Night
B4. Ringo's Theme - This Boy (George Martin Orchestra)
B5. Can't Buy Me Love                       ←A Hard Day's Night
B6. A Hard Day's Night (George Martin Orchestra)

インナースリーブ

f:id:toei-sportif:20220211123658j:plain裏には、United Artistsの「今一番売れてる」アルバムが紹介されています。

f:id:toei-sportif:20220211123717j:plainジャズ欄には、ビル・エヴァンスの「UNDERCURRENT」が載っています。

f:id:toei-sportif:20220211123838j:plainジム・ホールとのセッションで1962年リリース。
ちょうどスコット・ラファロを失った直後、Riversideの時代だと思うんですが何故?

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おっと脱線!

◇リリース : 1964.6.26
◇カタログナンバー : UAL-3366
◇モノラル/ステレオ : モノラル
◇両溝
◇トレイル・オフ・エリア情報
  [A面]・マトリクス・ナンバー : UA-3366A-1C
  [B面]・マトリクス・ナンバー : UA-3366B-1A