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【狂犬通信 Vol.64】関戸古戦場

関戸古戦場は、分倍河原古戦場から南西に多摩川を渡った3km位、京王線の聖磧桜ヶ丘駅の南東1km程度の所にあります。
関戸古戦場と言われていますが、実費的には分倍河原合戦の最終局面が戦われた場所に成ります。
新田勢に側面を突かれ、総崩れと成った幕府勢ですが、鎌倉街道沿いに多摩川を渡った所で残存兵力で新田勢の侵攻を食い止めようと抵抗を試みます。
関戸の地名から推測できると思いますが、この地は丘陵の間に乞田川が流れる谷と成っていて、柵と関所が設けられていて、少数で敵を食い止めるには絶好の場所でした。
しかし、勢いにのる新田勢の前には多勢に無勢、押し留める事はできず、大将の北条泰家は家臣の横溝八郎らの奮戦で辛くも戦場を離脱する事ができました。
付近には幕府方の戦死者の墓が複数残っています。

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)