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【狂犬通信 Vol.65】霞ノ関南木戸柵列跡

霞ノ関南木戸柵列は、関戸に有った関所の南側の木戸に附属していた柵列です。
鎌倉期のこの関所は、谷の北側と南側の2ヶ所に木戸と柵を設けていた様で、北側は関戸古戦場の表示板のある地蔵堂の辺りに、南側の木戸は地蔵堂から南に300m程度の所にある熊野神社付近にありました。
熊野神社の境内を発掘調査したところ、神社の参道に沿って1列の柱穴が発見されました。
現在、柱穴の位置を示すための丸太が設置され、柵列の状態が判る様になっています。
地味な遺跡ですが、大変珍しい遺跡(他に聞いたことが無いです)のため、東京都の指定史跡となっています。

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)