ツール・ド・スイスは、ジロとツールの間を埋めるステージレースとして、J SPORTSでも随分と以前から放映されてきました。
私が一番印章に残っているのは2006年です。
最終ステージを残して3位につけていたウルリッヒ。
トップはコルドヒル、2位はヤクシェで、ウルリッヒはコルドヒルから1分近くのビハインド。
これを、最終ステージの個人TTで見事に逆転し総合優勝!
ちなみに、現在の公式記録では、コルドヒルが総合優勝ということになっています。。。
しかーし!
この年のツール・ド・スイスで一番印象に残っているのは、フレイレであーる!!
第7ステージ。
後半、8人で先頭集団を構成していましたが、後方集団にいるベンナーティのためにツキイチだったランプレのコメッソが、残り12kmでマイケル・ロジャーズのアタックにピタリとくっ付いていくじゃああーりませんか!
これにブチ切れたフレイレが、ホワイトを伴って2人に追いつき、残り4kmでピョーン、ピョーンと中央分離帯を飛び越えて反対車線に出るや猛アタック!!
そのまま逃げ切って優勝。
ようやく迫ってきた集団との差は僅か1秒!
何とまあカッコいいこと!!!
これを見てフレイレに憧れて、ちょっとした段差に乗っかる練習をした自転車乗りがたくさんいたんじゃないかと・・・
ちなみに自分はちょっと練習してみましたが、怪我をする前に諦めました(^_^;)
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歳をとったせいか、ついつい追想に入り込んでいってしまうのだ(^_^;)
私が一番ロードレース観戦に熱が入っていた時代のことです。
さて今年。
コロナウィルスの影響で、UCIワールドツアーは、ほぼ全てのレースが延期または中止となりました。
こんな中で、バーチャルで開催されたフランドルやジロが話題に。
そしてツール・ド・スイスは「デジタル・スイス5」としてバーチャルで開催されました。
19チームから3名づつ選手が参加。
その名の通り全5ステージですが、あくまでもステージ毎に優勝を競うもので、全ステージを通じた総合順位がなかったのはちょっと残念なところ。
しかし、スマートトレーナーを使ってバーチャル画面で争う様子は、予想外に面白かったです。
※画像はJ SPORTSから借用させていただきましたm(_ _)m (以降同様)
最初に驚いたのが、J SPORTSオープニングの映像。 これがCG? 美しい!
これは第5ステージの参加選手
ほとんどの選手が自宅で参加していますが、このようにバイクショップから参加している選手も
トレーナーのトラブルか回線の不調か、スタート出来ない選手がいました。
対向車が走ってきたりして映像的にはリアルなんですが、実際のレースではあり得ない光景・・・
時には、選手をすり抜けて車がやって来ます(^_^;)
ステージを制したアバターは両手を挙げて喜びを表現していますが、、、
その瞬間、トレーナーを踏んでるリアル選手にガッツポーズはありませんでした。
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さて
UCIワールドツアーの今後の予定ですが、8月から再開が予定されています。
ツールは、8月29日(土)~9月20日(日)
ジロは、10月3日(土)~25日(日)
ブエルタは、10月20日(火)~11月8日(日)
おおっ、ジロとブエルタが被っているじゃないか。
また、クラシック含む春のワンデーレースも、8月以降に実施されるそうです。
6月19日にはプロ野球も開幕。
このままコロナが沈静化して、おあずけとなっていたスポーツ観戦を思いっきり楽めることを願うばかりです。