コイル断線が原因と思われる、2本揃って音が出ないトラブルに見舞われたツィータ。
ネット上の情報を参考に、自分でダイヤフラムを交換することにしました。
金曜日に、南米を流れる大河に新品のダイヤフラムを注文したところ、翌日土曜日に到着。
欲しいものが、あちこちに出向いて探し回らずとも、翌日手に入る。
便利な世の中になったものです。
ただし、綺麗な花にはトゲがある・・・
Amazonプライムの30日間無料体験を申し込んだところ、案の定? 30日後に解約手続きを忘れて3,900円を徴収されて正式会員になってしまった。
思う壺にはまってしまったじゃないか・・・
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閑話休題。
土曜日の午後。
新品・互換品のダイヤフラムが到着したので、早速交換してみました。
裏面のステッカーを四隅からカッターナイフを入れて慎重に剥がします。
これが一番慎重を要する作業?!
現れたマイナスネジを緩め、表側の4本のプラスネジを緩めれば、ダイヤフラムが現れます。
このユニットは、1987~88年頃に製造が終了して既に30年近くが経とうとしています。
ネットで交換事例を見れば、新品で購入したファーストユーザが自分で交換した記事はまずお目にかかれず、中古で手に入れた方の体験記事ばかりです。
そのせいか、開けてみればボロボロになったダイヤフラムが出てきてあれまビックリ!これまでどんだけ乱暴に扱われてきたんだい!
という展開が多いこと。
で、同じく中古品を海外オークションで入手した我が家の075はと言うと、、、
特に変形等は認められず、綺麗な外見を保っています。
1974年製を表すものと思われるスタンプが押されています。
あ~、もったいないことした・・・
取り外したダイヤフラムを見ると、片方はわかりやすくコイルが断線していました。
先人に感謝しながら、ネット情報を参考に作業を進めます。
このJBL2404用の075互換ダイヤフラムは、075純正のダイヤフラムに比べると若干薄いそうで、メンディングテープを貼って調整することで、音質に影響を与えることなく装着できるとのこと。
手持ちの3Mのメンディングテープは幅が足りないので、2枚を丁寧に並べて貼って、、、
不要箇所をカッターナイフで切り取ります。
取り付け用の穴は径が足りないので、ハンドドリルを使ってそうっと穴を拡げます。
あとは、両端子にコイルの先をハンダ付けするだけ。
直列抵抗を測ってみますと、、、
数値が微妙に振れますが、どちらも6.0Ω前後を指しています。
大成功!
早速、ウーファー+ミッドバスの2wayとなっていたリビングのシステムに繋いで聴いてみれば、、、
高域の足りないブカブカした音が、シャキッとした艶やかな音に見事に変身しました!(当たり前か)
さてさて、次はいよいよ4way化。
ミッドハイを加えて、カットオフを見直し、ユニット位置を詰めた時にどんな音が出るんでしょうか。
例のホーン架台は、正式に発注をかけて設計図が送られて来ました。
お楽しみはこれからだ!