鎌倉の難読切り通しを訪れた25日(日)散策の後半戦です。
煉瓦造りの扇ガ谷架道橋。
踏切天国の横須賀線にあって、とても貴重?なガードです。
これをくぐって岩船地蔵堂。
多角形のお堂が、道端に唐突に建てられていて、凄い違和感あり。
でも、、、聞けば悲しい歴史の産物であります。
これを見ながら左折すると、いよいよ亀ヶ谷坂の入口です。
亀ヶ谷坂は、鎌倉の扇ガ谷界隈と山ノ内界隈を結ぶ交通の要所でした。
右側には住居が立ち並んでいるんですが、そのすぐ裏手は崖が迫ります。
「鎌倉ってこんな所ばっかりだなあ」と横目に見て歩いていると、あちこちに横穴が開いていることに気付きます。
あれって、、、もしかして、、、みんなヤグラ?
いよいよ急坂に差し掛かります。
勾配はそこそこきついけれど、舗装もされていて、バイクがビュンビュンと通る生活道路じゃないかい。
バイクばかりじゃなく、自転車も何台か見かけました。
ただし、こちらは生活利用と言うよりも、クロスやMTBに乗った趣味の自転車乗りに見えました。
崖のお地蔵が目を引きますが、、、
膨らんだ期待がちょっとしぼんで、尾根まで坂を上り、そして下って行きます。
程なくして、県道21号に突き当たりました。
甘味屋に入って、葛切りで軽く小腹を満たしてから、最後の目的地へと向かいます。
この日の最後は、明月院で蝋梅を見ようと決めていました。
蝋梅天国~
独特の甘い香りを漂わせていますね~
しかし、ここで圧巻だったのはヤグラです。
この日は、これでもかって数のこうした横穴を見てきましたが、ここのヤグラはサイズからして格別!
その役目を考えると、ちょっと背中に冷たいものが流れそうに・・・
でも蝋梅との組み合わせは、風情があっていい感じ。
一方で、お地蔵さんが可愛く装われていたり、、、
ウサギが飼われていたり、、、
胡桃を食べにリスが訪れていたりして、、、
ほのぼのとした寺院を演出しているようです。(カニもいます↓)
何でウサギ?と思いましたが、月つながりだったんでね・・・
これにて、この日の散策を終了。
次回は、もう少し手強い道を歩きたいと思ったんですが。。。
【後日談】
両膝の痛みが軽~くですがぶり返してしまいました。
正確に言うと、この日以前からちょっと気になる鈍痛がありました。
早く体重を落とさないと、気兼ねなく歩けなくなっちゃうよ・・・