Now or Never

今でしょ!

さらば、ケーブルテレビ

地元のケーブルテレビ局とは、この地で30年近く前に開局して以来のお付き合いでしたが、先の6月末遂に解約させていただきました。
フレッツ・テレビの広告をふと目にしてから、僅か1時間で決めちゃいました。
少なくとも我が家の視聴環境では、フレッツの方がサービス・価格面で大きく優っていることに気付いてしまったのです。

デジアナ変換
 ○フレッツ・テレビ 対応
 ×ケーブルテレビ 非対応

我が家のリビングに鎮座するのは、地デジ非対応の36型ハイビジョンブラウン管テレビ。
デジアナ変換に対応しない地元ケーブルテレビ局だと、7月24日以降はパススルーでテレビが見れなくなってしまいます。
地デジ非対応テレビ(の所有者)の救済のために、総務省からケーブルテレビ事業者に要請したサービスですが、地元局は地域の地デジ対応テレビの高普及率を理由にこれをスルーしたようです(怒)。

一応アナログテレビを所有する視聴者のために、月額315円で地デジ用チューナーのレンタルも行っていますが、
たとえ少額でもわざわざお金を払っていらん機器を増やしたくな~い!
お金・電気・ON/OFFの手間・設置場所・不足がちな100Vコンセント、全てがもったいな~い!
(STBに繋がっているテレビにこのチューナーを付ける意味ないっすね[E:coldsweats01])

フレッツ・テレビはデジアナ変換に対応しているため、2015年3月末まではパススルーでアナログ波が提供されます。
さすがにその頃までには、今のテレビもお役目を終えていることと思います。

のんびりと見たい番組を楽しむ時はSTB経由で見れば済む話ですが、朝の出かけ際とかにちょこっとニュースや天気予報を見る時とかに、いちいちSTBを起動しなければテレビが見れないと面倒でもあるし反エコですよね。

J sports Plusのハイビジョン視聴
 ○フレッツ・テレビ 対応
 ×ケーブルテレビ 非対応

いよいよ今日からツール・ド・フランスが始まります!
J sports Plusからハイビジョンで放映されるのですが、地元ケーブルテレビは、J sports Plusの視聴に\1,365/月のオプション価格を徴収するにも関わらず、ハイビジョン放映に対応していません。
これが私にとっての最大の不満。アリエンティでしょ(怒)

BSデジタルのパススルー視聴
 ○フレッツ・テレビ 対応
 ×ケーブルテレビ 非対応

地元ケーブルテレビ局は、パススルーに対応しているのは地上波だけですが、フレッツ・テレビは地上波+BSデジタルに対応しています。
フレッツ・テレビへの乗り換えで、最近BSに追いやられたプロ野球中継を自室で見たがっている親父のために、STBを増設する必要がなくなりました。

視聴チャンネル選択の柔軟性
 ○フレッツ・テレビ 柔軟
 ×ケーブルテレビ CS番組選択が不自由

地元ケーブルテレビは、次の3コースが用意されています。
・CSを含めた67CHが視聴できる4,725円/月のコース
・CSを含めた56CHが視聴できる3,990円/月のコース
・地上波+BSデジタルだけが視聴できる2,415円/月のコース
・地上波だけが視聴できる1,050円/月のコース
いろいろなジャンルの番組を幅広く見る世帯にはいいのでしょうが、見たい番組が決まっているならかなり悩ましい抱き合わせ販売かと思います。

フレッツ・テレビは、もともと支払っているインターネット接続サービスの他に、テレビ視聴用に必要となるランニングコストは以下の通りです。
・月額682.5円で地上波+BSデジタルが視聴可能
・CSは、スカパー!e2やスカパー!光との契約となり、スカパーの用意しているパック・セット・番組単位での契約が可能

我が家の現状は、概ね2月~10月はロードレース観戦のためにJ sportsを視聴する他は、特に見たい番組が常時あるわけでもないので、常時67CHや56CHのコースを契約するのはとっても無駄です。
スカパー!e2は、月単位での契約変更が自由に出来て、また一切視聴しない期間があって解約しても、1年以内に新規加入すれば加入料金は不要です。

視聴にかかる費用
 ○フレッツ・テレビ 相対的に安い
 ×ケーブルテレビ 相対的に高い

フレッツ・テレビの場合、もしも2月~10月にJ sportsの視聴契約を行うと、スカパーにかかる費用は、
・基本料金410円/月
J sports 1,2,Plusの3チャンネルで2,100円/月
なので、地上波とBSデジタルの通年視聴を含めた年間コストは、
(682.5円×12か月)+((410円+2,100円)×9か月)=30,780円
です。

地元ケーブルテレビで上記番組を見るためには、1年で、
(3,990円×12か月)+(1,365円×9か月)=60,165円
もかかります。

差額3万円もあるので、もしもJ sports以外にも見たい番組があって追加費用が発生したところで、費用が逆転することはないだろうし、結局同じコストがかかったとしても、リビングのアナログテレビでパススルーでテレビが観れて、他の部屋でBSデジタルが視聴できて、J sportsがハイビジョンで楽しめることを考えると、選択の余地は全くありません。
もっと言えば、フレッツ・テレビですとSTBに相当する機器も不要なので、テレビラックの激戦区にスペースが出来るし、電気代の節約にもなります。

とまあ、地デジ移行で悩んでいる方のヒントになるかと思って、チラシの裏をしたためました。
あくまでも、我が家のテレビ視聴環境・視聴対象や、地元ケーブルテレビ局のサービス内容・価格に特化した比較例です。
たまたま我が家には、フレッツ・テレビがはまり過ぎただけかも知れません。

あと一言申し添えますと、フレッツ・テレビの工事は7月5日を予定していて、7月1日~4日はテレビの観れない空白の4日間となる筈ですが、今現在まだケーブルテレビが受信出来ています。
これは地元局の好意と勝手に解釈して、これまで長年利用してきたことも含め感謝しています。