草木ダムのダム管理所前で、宿のご主人が運転するオデッセイに拾っていただきました。
宿に行くには、R122に向かって、今歩いて来たダムの天端を戻れば早いのですが、草木湖を半時計回りにぐるっと回ってR122へ。
遠方から訪れた我々のために、草木湖の回遊ルートを走ってくれたんですね。
宿は、わたらせ渓谷鐡道(通称「わ鐵」)の小中駅から徒歩5分。
駅前の東町小中交差点から県268を北に向かってすぐのところにあります。
小中駅は神戸駅の隣りで、レコードコンサート会場から至便と思って予約しました。
ところが、この僅か徒歩5分の経路で法面崩落が起こって通行止め。
この徒歩5分の迂回路は、距離4.9kmで徒歩1時間9分!
そんなんで、予約した時に
「レコードコンサートが終わって電話をいただければ、車でお迎えに」
って話になっていたのでした。
ここが崩落現場。
すぐ先に見える商店の裏手が小中駅です。
ここで回れ右すると、
この坂を下っていった先に、お世話になる宿がありました。
1914年創業、静かで落ち着く老舗旅館です。
ご夫婦の暖かいおもてなしと、美味しい家庭料理に大満足。
夕食に素揚げのニジマスが出ました。
てっきり、目の前の生け簀で泳いでいるニジマスなのかと思ったら、、、
別途買い付けたニジマスだそうです。
生け簀のニジマスは育ち過ぎて素揚げには合わないとのこと。
確かに、我が家に持ち帰ったらムニエルにするサイズでした(笑)
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翌日は、ゆっくり起きて、懐かしく感じるあの旅館の朝食を堪能。
食後ものんびりしてから、小中駅のお隣り花輪駅まで車で送っていただきました。
途中で通りかかった「丸美屋自販機コーナー」は、テレビの取材が来る有名な所らしい。
間もなく花輪駅へ
駅前には、何でも売っていそうな小売店が1軒。
駅前の観光案内板を見ると、、、
なるほど、先ほどの自販機コーナーがしっかりと掲載されていました。
簡素な単式ホームには、、、
ウサギと亀の石像が。
ここ花輪は、あの有名な「もしもしかめよ かめさんよ♪」の作詞者である石原和三郎氏の出身地だそうです。
前日のトロッコ列車内でも、車掌さんが紹介していました。
ここからわ鐵に乗車して、昨日も乗り換えた相老駅で下車。
来た時は寂しい印象だったこの駅も、わ鐵の各駅を見てきて、随分と都会に見えたことです。
前夜立てた計画では、桐生駅方面までを含めたこの界隈で「ひもかわうどん」を食べて帰るつもりでしたが、朝食をたっぷりいただいたばかり。
腹も減らないので、東武に乗り換えてまっすぐ帰ることに。
帰路は久喜駅でJR宇都宮線に乗り換え。
ここからは、乗り換えなしで一挙横浜駅に帰って来ました。
車中で過ごすのは約1時間40分。
グリーン車を奮発だ!
奮発と言っても、VIEWカードのポイントを使えば600円相当で乗車できます(^^;)
車内では、もちろんお酒をいただきました。
地元駅に帰って来ると雨。
天気予報では前日昼頃から傘マークが付いていましたが、結局雨に降られたのは最寄り駅から自宅までだけ。
好天の下、楽しく過ごすことが出来ました。
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肝心のレコードコンサートですが、主催者に電話してみたら、機材の修理は完了して9月16日以降は当初スケジュール通り開催するそうです。
改めて、今度は車を飛ばして日帰り弾丸で行ってみようかとも思ったんですが、入院目前となるので今年は諦めました。
来年の楽しみにとっておきましょう!
今度行くときは、間藤~足尾本山駅間の廃線跡探索、足尾銅山観光、桐生のひもかわうどんは外せません(笑)