Now or Never

今でしょ!

国鉄足尾線廃線跡~草木ダムへ

わたらせ渓谷鐡道(通称「わ鐵」)の神戸駅。

なるほど、「戸」の字に書き替えた跡がある。

旧名称は「神土」駅

聞いたこともなかったこの駅に来た目的は、この駅が最寄りとなる「童謡ふるさと館」へ行くためでした。
「童謡ふるさと館」では、夏の間の週末にレコードコンサートが開催されています。

www.phileweb.com

ところが、機材の故障でこの週末だけ中止になるという運のなさ(T_T)
前日に中止がわかっていましたが、もう収まりがつかなくって、急遽トロッコー列車乗車を目的にやって来たのであった。

でも実は、もう一つ楽しみにしていたことがありました。

「童謡ふるさと館」への足はバスがあります。

しかし本数が少くて、バスの時間に合わせるのは、時間に無理や無駄が生じます。
そこで、神戸駅から歩いて行くことを考えました。
そして地図でルートを確認すると、バス通り以外に楽しそうな散策コースがあることが判明。
概ね30分くらいの行程で、少々上り坂となりますが、膝が痛くてもゆっくり歩けば無理なく行けそうです。

歩くのを楽しみにしていたのは、草木ダムに沈んだ国鉄足尾線の廃線跡でした。
先日紹介した、長い草木トンネル経由の新線に付け替えられたのは昭和48年のことです。

tabi-mag.jp

神戸駅を後にすると、先ずはバス通りに従って数百メートル進みます。
渡良瀬川に架かる萬年橋の手前で、突然遺構が姿を現します。

琴平トンネル

ここからは、廃線跡を利用した遊歩道となっています。

廃レールを活用した覆道

これは、覆道にしてはピンポイント過ぎる・・・

間もなく、遊歩道上のスポット、渡良瀬川に架かる「わらべ橋」に着きました。

この先すぐのところに草木ダムがあって、廃線跡の風情が楽しめるのはここまで。

さあ、この先どうするかです。

レコードコンサートが開催されていれば、このわらべ橋を渡って童謡ふるさと館に向かうんですが、、、

オレンジ色のルート

わざわざ坂を上って童謡ふるさと館に行く意味はなくなりました。
私的には、水の広場まで行って、草木ダムの雄姿をダム下から仰いでから、元来た道を駅まで戻ろうかと思ったんです。

しかし!

新橋の住人さんの圧が強かった。
「ここまで来て、ダムの上まで登らないでどうするよ」
とでも言わんばかりに、ぐいぐいとダム上へと向かう散策路を進んでいくじゃあありませんか(笑)

ここで「ちょっと膝が痛むんで・・・」なんてリタイアするのは男がすたる。
「当然行くっしょ!」
って表情を作って何とか上っていきます。

今思えば、大した距離でもなかったけれど、永遠に続くかのようなステップを汗を流しながら上っていくと、膝痛よりもむしろ頭がもやもやしてきてしんどくなりました。
最初は朝から飲んだアルコールのせいかと思いましたが、いや違う、これは熱中症の症状だ!
そういえば、酒ばっかり飲んで、まともに水分を摂っていなかった・・・

ようやく天辺のR122に出た時は、本当にホッとしましたよ(^^)v
ちょい先に、展望台がありました。

へとへとでしたが、最後の力を振り絞って上りました。

「この下にいろいろなものが沈んでいるんだ・・・」
と、雄大なダム湖を前に、少々ネガティブな思いに耽るほど弱っていたようです。

展望台を降りると、自販機でポカリを買ってがぶ飲み!
助かった・・・

せっかく来たんで、天端の道を歩いて向こう側に渡ります。

ダム下を覗くと、まあ高いこと!

上の写真の上部に写っている2つの尖がりが、元々行く予定だった「童謡ふるさと館」の屋根です。

この「童謡ふるさと館」まで歩くのを少々心配していたくらいなのに、どんだけ上っているんだか(笑)

天端を渡った先にダム管理所がありました。

そのすぐ傍には、殉職者を弔う慰霊碑があり、その前にはベンチが。
一度座ったらもう動けません。

この日お世話になる旅館からは
「レコードコンサートが終わったら、電話をいただければ迎えに行きます」
と言っていただいていました。

もちろん躊躇なく電話じゃ(笑)
ここまで車でのお迎えをお願いしました。