Now or Never

今でしょ!

トロッコわっしー号

東武特急「りょうもう3号」に汗をかきかき乗り込んでしばし。
持ち込んだビールと缶チューハイはあっという間になくなりました。

残念ながら、この列車には車内販売も自販機もありません。

まあそれでも、だべったり(死語?)車窓を楽しんでいるうちに、乗換駅の相老駅に着きました。
ここまで乗って来た「りょうもう3号」

もはや絶滅危惧種の200系

跨線橋を渡って、お隣のわたらせ渓谷鐡道(通称「わ鐵」)のホームへ

左は東武桐生線、右はわたらせ渓谷鐡道

両社のホーム間に改札はないので、乗り換えの場合はここで東武からの出場を記録します。

我々が乗車する「トロッコわっしー1号」がやって来ました。

トロッコ車両と普通車両の気動車2両編成

このキャラクターはどうも好きになれない(笑)

もっと言うと「わっしー号」って名前も好かん

運転席の横にこんな特等席がありました。

一瞬でも座る勇気がなかった(呑み不足)

相老駅やこの列車の車内ではアルコール販売がありません。
じっと我慢の子であった。

元々目的地だった神戸駅に到着。

この駅では、かつての駅弁販売を彷彿とさせる窓越し販売が体験できました。
さすがはトロッコ列車!

この方は冷やし胡瓜を販売中

ようやくアルコールとおつまみゲッチュ(^^)v

太るぞ

この駅から先は、我々が座った進行方向左側に絶景ポイントが集中します。

出発するとすぐに、草木ダム建造とともに水没した旧線からの付け替え区間となります。
新線は、水没区間を大きく逸れて長い草木トンネルを通過。

ここは、汐入~原向駅間で、当鉄道で一番Rのきつい曲線箇所だそうです。

線路のカーブの内側で、渡良瀬川が同様に急角度で折れ曲がるこの風景は、わ鐵からでないと観ることができません!
と、案内役の車掌さんが胸を張ってアピールされていました。

原向~通洞駅間、渡良瀬川を跨ぐ第二渡良瀬川橋梁。

クーパー型トラス

通洞駅を間近にして左方に見えてくるのは、足尾銅山通洞選鉱所跡。

鉱石を流すコンベアのようなものが見える

大きなお風呂が2つ。

利用目的不明

この辺りが足尾銅山観光地であり、トロッコに乗って通洞抗を見学することができると後から知りました。
時間がたっぷりあったので、トロッコを楽しんでも良かったかな。

足尾駅には、今は使われていないたくさんの側線が残っていました。

国鉄足尾線の置き土産

天気予報を覆して、この頃こんな天気に

そして、列車は終点間藤駅に到着。

現在の営業線はここが終点。
しかし、以前はこの先に足尾本山駅(貨物駅)があって、1.9km区間を貨物列車が運行していました。

ja.wikipedia.org

間藤駅の北端には車止めがあって、

その先も線路が残されていましたが、立ち入り禁止。

廃線跡の散策はまたの機会にして・・・
ここからは、今乗って来たトロッコ列車の折り返しに乗って、神戸駅まで戻ります。