崖を下りてやって来たのは、、、
真鶴半島の先っぽ真鶴岬のすぐ近く。
海辺のキャンプ場「ガンダーラ真鶴」
テントサイトは、海抜数メートルのこの広場と、
石がゴロゴロしている波打ち際です。
我々は迷うことなく、こっちを選びました。
この通り、午前中の雨でぬかるんでいます。
って言うか
午後は雨があがる予報でしたが、結局夜半まで降ったりやんだりでした。
おまけに、強風注意報発令!
和尚と訪れたユートピアでしたが、そこはなかなかワイルドな愛の国でした。
バレットを並べてベニヤ板を敷いた上にテントを張ります。
これが上手い具合に、1人用のツーリングテントにピッタリです(^_^)v
他にキャンプ客のいないテントサイトでも律儀にマスクを着用する和尚。
ミスマッチな光景だな。
管理棟
どこもかしこも、道具や資材がゴロゴロしています。
管理棟の裏手に回ると、、、
露天風呂がありました。
海岸に下りるスロープを作るために必要な大きめの石を、海岸から10個運んでくると、無料で入れるとのこと。
こんな天気でもあり、わざわざ風呂に入るまでもないと思ったのですが、今思えば話のタネに入っても良かったかな・・・(根が面倒くさがり屋なもんで^^;)
夜が訪れます。
寒いので焼酎お湯割りが美味い。
すっかり夜が更けました。
テントに入って横になりましたが、激しい潮騒が眠りを妨げます。
それでもいつしか寝入りましたが、夜中トイレに起きてしまいます。
もはや老人・・・
真っ暗な外に出て、ザバンザバンと潮騒を立てている海を見れば、まあ何て怖いんだろう。
沖の方、雲の切れ間から月光が海面を照らしている。
今にもあの海面に海坊主が頭を出して、こっちに向かってやってきそうだ。
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再び目が覚めると朝でした。
ちょうど日の出時刻
昨日の雨空が嘘のようなピーカンです。
赤い朝日が木々を染めて、まるで紅葉のよう。
本当の紅葉だったかな・・・
岩礁には釣り人が
ボートでも
海に浮かぶ釣り船の向こうには、蜃気楼のようにビル街のようなものが見えます。
朝食摂ってから撤収です。
9:00になると、これからC.I.する4人連れ親子の荷物を載せて、仙人がトロッコで降りてきました。
随分早いC.I.ですね。
若いパパに聞けば、釣りをしながらキャンプを楽しむそうで、波打ち際にテントを張るそうです。
逞しい親子だ。
空となったトロッコに我々の荷物を載せると、仙人が2人でじゃんけんをしろと言う。
すぐにピーンと来ました。
負けられない勝負です。
2度のあいこの末、勝利を収めて、トロッコに乗る権利をいただきました。
赤「これに乗って落ちた人いますか?」
仙「うん、3人いた。俺インディアン、嘘つかない」
どうやら、仙人、私と同世代らしいです(笑)
仙「スマホ落した人もいた。見つけるのに3時間かかった」
仙「自撮りして落すんだよな」
もちろん私も必死に写真を撮りましたよ(笑)
最後の急坂で崖下を見てゾッとしました。
こうして楽しかったキャンプもお終い。
帰路は、例によって高速を使います。
小田厚~東名であっと言う間にとうちゃこ。
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「11月は、釣りやスキューバも楽しめるし、いい季節になるからまた来てね!」
と、とってもフレンドリーな仙人でした。