道志村と言えばキャンプ場の聖地。
そして「道志の森キャンプ場」と言えば、聖地の中の聖地と言ってもいいくらい、評判の高いキャンプ場です。
噂のこのキャンプ場に1泊2日で行って来ました。
同行したのは、今回が初キャンプの会社の同期、通称「プリンス」。
ダイエー津久井店で待ち合わせて買い出しを行ってから、現地に向かいました
この日のために、テントとシュラフを購入しての参戦。
気合いを感じます。
行楽日和に恵まれた3連休の初日。
道志みちは、車もバイクも自転車もビュンビュン行き交っています。
立ち寄ろうと思った道の駅どうしは、駐車場待ちの車が行列を作ってごった返していて、素通りしました。
現地に到着したのは13:00頃。
道志川の支流、三ヶ瀬川の流域に広大なフリーサイトが広がっています。
管理棟。
見取図。
ところが、これだけの広いフリーサイトが既にあらかたキャンパーで埋まっているじゃあないですか。
西沢林道脇を狙っていたのですが、何とか入れたのは、車からは少々距離のあって(と言っても150mくらいか)流木と石がゴロゴロしている場所。
小ぶりのツーリングテントが何とか2幕張れましたが、タープを張る余地がなくて少々残念ではありました。
小川張りを試してみたかったのですが、雨の心配もないし、まあいいか。
次回を楽しみにしましょう。
すぐ傍をなかなか神秘的な三ヶ瀬川が流れています。
まるで聖域のようなこの川辺で、この夜プリンスが花を摘むことになるとは、この時誰も知る由がありませんでした(;^_^A
設営が完了すると、ネットで見て気になっていた噂の一品を買いに行きました。
きこりのローソクです。
「2年乾燥させてるんだ」と自慢のオヤジ。
「このサイズはいくら?」と値段を聞くと、その度に「2年乾燥させてるんだ」を繰り返していました。
おそらくは、
「普通の薪に比べると高く感じるかも知れないが、それだけ手がかかっているんだ」
と言いたいんだろうな^^;
サイズを決めて購入し、車に向かってエッチラオッチラと丸太を運んでいると、
「それ積んでからこっちにちょっと来ーい」
とオヤジが背中に声をかけてきました。
何事かと戻ってみると、業務用冷蔵庫から肉を取り出し、一片切ると差し出します。
醤油をかけていただくとこれが美味!
「何の肉?」
と聞けば
「人の肉だ」
とつまらないジョーク^^;
鹿の肉でした。
生食用の新鮮な肉と、焼肉用の冷凍された肉をたっぷりいただきました。
これは、この店の看板猪?
いつか、お客さんに振舞われるのでしょうか・・・
さて、サイトに戻ると、例によって、夜を待ちきれずに宴会を開始。
夜のとばりが降りる頃、きこりのローソク着火。
このように、丸太の内側から燃えていくので、安全だし見てて楽しいのだ。
肉と野菜を食べつくし、締めの焼うどんを作って食べたところで、意識を失いました。
プリンスに起こされてテントに入ったのが10時頃だったか。
寒さを心配していましたが、何の苦も無く眠りにつきました。
これが一変したのは深夜。
お腹の不快感で目が覚めました。
真っ暗の中、サーチライトを携えて仮設トイレに急行。
酷い下痢です。
結局夜明けまでに2往復。
起きてきたプリンスに聞けば、彼も同様に酷い下痢とのこと。
これは間違いない。
あの鹿肉だ!
ただの下痢だけでなく、強い倦怠感があって撤収作業も捗りません。
尾籠な話と裏腹に、、、
サイト内の紅葉の美しいこと・・・
ほとんど朦朧としながらも写真はしっかり撮りました(;^_^A
本当なら立ち寄り湯でも浴びてから帰ろうと思っていたところ、とてもそんな状況でなく、お互いの無事を祈って現地解散。
帰宅してから調べてみれば、鹿の生肉を食べると、E型肝炎やO-157感染他、多くのリスクがあることを知りました。
二度と肉を生では食べるのは止めておきます(;^_^A
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
さて、肝心の「道志の森キャンプ場」の印象は?
私ごときキャンプ初心者が口幅ったいのですが、、、
これだけのキャンパーが訪れるのに、トイレと水場がチープかな。
トイレは数が少なくて紙もない。
ティッシュの箱を持ってウロウロしましたが、皆どうしているんだろう?
料金は一人700円。
これに駐車料金が加わるのですが、この3連休は、通常の駐車料金1,000円が倍の2,000円に。
儲かりまんなぁ~
・・・と、つい文句が出てしまいますが、これだけのキャパがあること自体が素晴らしい。
今度は、人が少ない時を狙って来てみたい。
きっと印象も変わるでしょう。