「思い出の雑誌」シリーズです。
なーんちゃって、シリーズと言っても続いていいとこ3回ってとこでしょう(;^_^A
小学生中学年の頃だったと思います。
購読している月刊誌と言えば、学校で販売していた「科学と学習(の科学)」くらいのものでした。
青写真とかプラネタリウムとか毎月の付録にときめいていたものです。
ちなみに、当時少年漫画の週刊誌がブレークした頃でしたが、我が家では漫画を買うためには親は1円もだしてくれず、漫画はもっぱら友人宅や床屋でしか読めませんでした。
その頃、駅に向かう途中に1軒のこじんまりとした本屋さんが出来ました。
いつしか自分はこの本屋さんをちょくちょく訪れるようになり、ここで「子供の科学」と出会いました。
どういう経緯で手に入れたかは覚えていませんが、ここで初めて「子供の科学」を購入しましました。
少ない小遣いをはたいたのか、漫画じゃないからと両親にねだって買ってもらったのか・・・
初めて手にした「子供の科学」は、結構長いこと持っていた記憶がありますが、何故か表紙や内容をあまり覚えていません。
その中で一つだけ今でもはっきり覚えているのは、冒頭多色刷り数ページのイラスト入りの記事で、ある中学生が自転車で牽引するプラ素材のトレーナーを作って、そこに生活用品を詰め込んで、夏休みに一人でキャンプ暮らしを行う様を紹介したもの。
「君も夏休みににこんな冒険をしてみないか」と提案する、男子のハートを鷲掴みにするフィクションでした。
この記事の影響で、随分と長いこと、いつかは自分も自転車でキャンプの旅をしてみたいという思いがありましたが、中学2年の時に友人たちと伊豆半島一周サイクリングに行ったのを最後に、何故か自転車旅熱は静かに冷めていきました。
昔から飽きやすい性格で、いろいろ手を出してはみたものの、何一つものにならなかった原点がここにあります(;^_^A
話を戻して「子供の科学」ですが、この巻は確か夏休みに向けた増刊号だったと思います。
これを機会に以降月刊誌の購読を始めたかと言うと、結局その後は一度も買うことはなかったんじゃないかな。
前述の通り、ほとんど内容を覚えていないのは、その他の記事にはほとんど興味が湧かなかったせいでしょう。
私の興味が向かった先は、、、あれでした。