6月以降、週末はすっかりインドアで過ごすようになりました。
外出するのは、愛犬の散歩、買い物、その他ちょっとした用事以外は、プールに通っているくらい。
そんなんで、これまでに比べてテレビを観る時間が増えました。
今日も、トリスクラシックで作ったハイボールを飲みながら、昨晩録画した番組を見ていたのですが、これが琴線に触れまくってしまいました。
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<その1>アスリートの魂「かすかな光を追い続けて 自転車ロードレーサー 新城幸也」
新城選手が今年の2月に左大腿骨を骨折してから、鮮やかに復活を果たすまでを密着取材したドキュメンタリー。
2月12日のツアー・オブ・カタール最終ステージで、スタート直後に落車で左大腿骨を骨折。
翌2月13日に大腿部を切開し4本のボルトで骨を繋ぐ大手術。
通常なら1ヶ月はベッドで寝ていろと言われるところ、何と翌日から病室でつかまり立ちを開始。
気を失うほどの激しい傷みだったそうです。
それからは痛みと戦いながらリハビリを重ねて、、、
5月29日に開幕するツアー・オブ・ジャパンでレースに復帰。
6月4日の第7ステージで優勝。
そしてツール・ド・フランスに出場。
第6ステージでは逃げを決めて敢闘賞を獲得して、自身2度目のグランツールでの表彰台!
かっけー!
かっこ良すぎでしょ!!
気を失うほどの激しい痛みをいったいどうやって克服するんだ?
世界のトップアスリートと腹の出た中年オヤジと、比べることがおかしいのは重々承知していますが。
2月に大腿骨を骨折して、現在、既に世界のトップでレースをしている新城。
同じく2月にハムストリングを痛めてから、未だに歩くのも辛い自分。
同じ人間なのに何でこんなに違うのか?
もしかして、自分は痛みを理由に現実から逃げているんじゃないか?
なーんてつい考えてしまうのだ。
明日の17:00にBS1で再放送されるので、興味があれば是非ご覧ください。
きっと元気を貰えると思います。
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<その2>ドキュメント72時間「囲碁の魔力に囚われて」
新宿歌舞伎町で24時間営業している碁会所を舞台にしたドキュメンタリー。
いやあ、これまた驚きました。
平成の世になって、古臭い囲碁なんてゲームは日本ではすっかり下火だろうと思っていました。
事実、私が夢中になって打っていた頃、日本は囲碁で世界のリーダーだったと思っていましたが、今では日本のトップ棋士も中国や韓国の棋士に全然かなわないと聞いています。
(4月に国内七冠となった井山棋士には、是非インターナショナルでの活躍を期待!)
まあこんなんで、碁会所なんて閑古鳥だろうと思っていたのに、歌舞伎町とはいえ、24時間営業して人が集まるなんて想像もしませんでした。
見ていて目に留まったのが、クラブのこの外装。
「総師範 藤沢秀行」
碁に少しでも興味がある方ならば、藤沢秀行先生は亡くなられているのは先刻ご承知。
こうして名前を残しているところに、店主の秀行先生への強い想いが感じられます。
実は私にも想いがありました。
その昔、へっぽこ碁打ちだった私も秀行先生への憧れが強く、、、
長男が生まれた時は、「秀行(しゅうこう)」と命名するつもりでした。
ところが配偶者の強い反対があり、
「秀行(ひでゆき)」と大きく譲歩しましたが、それも受け入れらず。
結局、長男は配偶者の一瞬の閃きで、すこぶる平凡な名前に決まりましたが、今にして思えばそれで良かった気もします^^;
ちなみにこちらの番組は、7月14日1:00からNHK総合で再放送されます。
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新城選手の壮絶なリハビリの様子を見ていて、酔った勢いもあり、明日は脚が痛かろうが自転車に乗ろうと決めていました。
しかし、歌舞伎町の碁会所の番組を見て、脚が治るまではまた碁会所でも通ってみようかなんて。
いやいやその前に、地元の神社を訪ねて厄払いをするのが先かとか、明日の過ごし方をあれこれと考えているところです。