Now or Never

今でしょ!

王将戦七番勝負始まる

藤井聡太五冠の動向は、残る3棋戦のタイトル奪取ばかりに目がいってしまいます。
既に手中にした五冠は、手放すはずがないだろうと。

ここのところも、2月から始まる棋王戦五番勝負と、いよいよ佳境に入る順位戦の行方ばかりが気になって、王将位のタイトル防衛戦はノーマークでした。

しかし
タイトル挑戦者がこの棋士と聞いて、にわかに注目。

ja.wikipedia.org

まだ藤井五冠と番勝負を戦ったことのない羽生善治九段。

長きに渡って将棋界に君臨し、一時はタイトル七冠を総なめした異次元の棋士も、やはり人の子、年齢とともに衰えを見せて、2018年には無冠となり2021年度にはA級から陥落しました。

両雄が肩を並べる時期があればさぞかし棋界も面白かったでしょうが、残念ながら藤井五冠が棋界に登場した頃、羽生九段は既に往年の力を失っていました。
両者の対戦成績は、現在藤井五冠の7勝1敗です。

kenyu1234.php.xdomain.jp

しかし
藤井五冠とは初めての番勝負。
しかも、もし羽生九段がタイトルを奪取すれば、タイトル通算100期という途方もない節目の記録となります。
そんな簡単に土俵を割るわけがない、これは稀に見る熱戦が期待できるのでは?


初戦の今日、ABEMAでその熱戦を観ようと思ったら・・・

有料かよ・・・

いやあ、お金払ってまで観たくもないんだよなあ~
もっと格上の棋戦も無料で見れるのに、何故だ王将戦・・・

ではと、ネットで他の観戦方法がないか調べてみれば、「囲碁将棋チャンネル」がYOUTUBEでLIVEを無料配信していました。

なかなか腰が上がらないポタに備えて、自転車を整備しながら横目で観戦しました。

二人とも寝てないか?

同チャンネルの対局中継を初めて観たけれど、ABEMAに比べると情報が少ないなあ~

ちなみに解説者はこの棋士

佐藤天彦九段

年末、藤井五冠と大事な3局を戦って全て敗れた佐藤九段が解説者。

心中どんな思いなんだろう・・・

と、つい思っちゃうんですが、極めて淡々と解説されていました。

努めて悔しい思いを殺しているのか、それともそんな出来事を「さもありなん」と自然に受け止めているのか?
私などには心中が計り知れません。