Now or Never

今でしょ!

パワーアンプ4in1計画【工程1】

さあ、始めるぞ~!

最初の工程では、材料となるステレオアンプを1台づつ音出し確認します。

4台のステレオアンプのうち、3台はこれまで使用していたのに、何故音出し確認が必要か?

正直言っちゃうと、4wayマルチで聴いていて、都合8chの中で1chくらい音が歪んでいても、自分の駄耳では聞き取れていなかった可能性があると考えました。

いや、可能性大です。

ひーこら言って組み上げてから異変に気付いたのでは泣くに泣けません。

そこで、LCネットワーク内蔵スピーカーを出口に、4台のステレオアンプを1台づつ繋ぎ換えながら聴いてみて、不具合がないかを確認します。

確認といっても、ピンクノイズを再生して測定し波形を比較したりとか、面倒なことはこの際行いません(笑)

でも・・・

自分の駄耳で聴くだけだったら、結局不具合があってもチェックアウトできないんじゃないか?

と、自分で突っ込んでおきます(^_^;)

テストに使うスピーカーはこれ。

20160606DSC05538.jpg

5.1chのフロントに使用しているヤマハのテンモニを一時的に流用。

先ずは事前準備として、作業領域を確保するために、当面不要となる機器をラックから運び出します。

これまで、低域に使用していたパワーアンプ(SANSUI AU-α907)はお役目御免となり、2階の部屋に引き上げます。

また、4wayのチャンデバ(SONY TA-D88)は、パワーアンプが完成するまでは同じく2階の部屋で待機。

サンスイの物量アンプは、死にそうになりながら運びました。

今後、アンプを買う機会があれば、重量を見て選ばないと動かせなくなる日が来ると痛感。

そして、空いた場所に、念願のレコードプレーヤー(KENWOOD KP-1100)を設置しました。

20160606DSC05534.jpg

では早速1台目のパワーアンプを接続してテスト開始。

20160606DSC05532.jpg

せっかくなんで、レコードを再生してチェックします。

20160606DSC05536.jpg

これまでの4wayマルチ環境からグレードダウンするので、音が貧弱になるのは止むを得ないところ。

しかし、出てくる音は。

確かに変わっちゃいるけど、そんなに遜色ないような・・・

あれ? どうして? ちょっと待った!

手間暇とお金をかけて出てきた4wayマルチの音が、この小さな2wayスピーカーと大差ないなんて、そんなことあるはずがない。

あるわけない。

いや、あってはいけない・・・・・

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結局その後は、他の3台のアンプの音出し確認を行うことなく、久しぶりにハイボールで家呑みしながら、あれこれと異なるジャンルの音楽を聴いて半日近くを過ごしてしまいました。

「実際、このままでもいいんじゃね?」

脳裏をよぎる思いを全力で否定しながら、先に進みたいと思います(;^_^A

いや、絶対違うから