そもそもパワーアンプ4in1計画とは何か?
現在我が家には、モノラルのD級アンプ基盤2枚を1対にして筐体に格納したステレオのパワーアンプが4台あります。
基盤はローランド社製"01-DA-R2"で、黒モグラの名で有名なフライングモール社製アンプの基盤"APS-M160llG"のOEM版です。
このうち3台は、新橋の住人さんから貸与(と言うか譲与)いただいたもの。
残る1台は、ネットオークションで購入したものです。
我が家のメインのオーディオシステムは、決して広いとは言えないリビングに鎮座しています。
小ぶりのラックの最上段、マルチアンプ化以前はレコードプレーヤーの定位置だったこの場所は、現在3台のパワーアンプが積まれている状況。
(最近よく聴いているCDも山積みに^^;)
しかし、私の音楽鑑賞スタイル、入口は基本レコードです。
レコードの再生も出来ない環境下で、音の評価やレベルアップなんて考えられません。
言い訳がましいのですが、先ずはレコードを聴く環境を整えないと、次のステップに進む気にならないことに気付きました。
そこでかねてから計画していたのが、パワーアンプをラックから追い出して、レコードプレーヤー用地を確保する作戦です。
パワーアンプの基盤を出来るだけ小さい筐体に収容して、ウーハーのエンクロージャー上のデッドスペースに移設。
この狭いスペースに片側4way・4台分のモノラルアンプを設置するために、基盤4枚を一つの筐体に集約(4in1)しようと考えました。
基盤上の入出力の接点と筐体に取り付ける入出力用の端子とを内部配線材で配線し、100Vの電源ラインを引っ張り出せば、最低限の機能は果たすので、私のようにオーディオ回路や電気の基礎知識が全くなくても何とかなるはずです。
こうして思いついては見たものの、何から始めればいいのか検討もつかないまま今日に至っていました。
しかし、先日書店で目にして衝動買いしたこの本の影響で、、、
とにかく行動を起こそうと、ようやく重い腰を上げる気分に。
我ながら単純な思考回路です(;^_^A
そして、新橋の住人さん宅を訪れてパワーをいただいて、とうとう行動を決断しました。
いのち短し 恋せよ乙女
さあ、悠々として急ごう!
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先ずは手番を考えてみました。
【工程1】材料となるステレオアンプを1台づつ音出し確認
⇒チャンデバを廃し、LCネットワーク内臓の3wayスピーカーに接続して音を確認(為念チェック)
【工程2】基盤取り外し
【工程3】お気楽設計(基盤の固定方法、使用するI/O端子・電源スイッチ、100V電源コードの取り回しを検討)
【工程4】I/O端子、電源スイッチ購入
【工程5】筐体(アルミシャーシ)注文
⇒I/O端子、電源スイッチの取り付け用の穴等の加工を依頼
【工程6】組み立て
新橋の住人さん曰く、何が大変かってシャーシの加工が一番大変ってことなので、加工費が少々かかっても、ここは業者に任せることにしました。
さあ、いよいよスタートです。