予めお断り申し上げますが、「都筑自然公園」とは現在の「横浜動物の森公園」が計画された1984年当時の仮称です。
当時まだ都筑区がなく、旧都筑郡(当時は横浜市)に属する旭区、緑区に跨っていることから、このような名称が付けられたようです。
Googleマップでは、何故かこの仮称が表記されているし、私的にはしっくりくるこちらの名前を、ここでは敢えて使うことにします。
なお「横浜動物の森公園」はズーラシアを含む約100haの横浜市立の広域公園で、隣接する県立四季の森公園、三保・新治市民の森と合わせて、横浜の「北の森」と呼ばれています。
・・・なーんて知ったかぶりしてますが、さっきウィキペディアに教えてもらったばかりです(;^_^A
さて、ここのところ、ズーラシアを取り巻くこの界隈がマイブームになっています。
一つの理由は、この広大な公園が、我が家から三保街道沿いの梅田谷戸との間に立ち塞がっており、園内・近隣のルートが三保市民の森や新治市民の森へのショートカットとなっていること。
もう一つの理由は、この森を貫く横浜水道の導水路に沿った尾根道が、畠山重忠が鶴ヶ峰で命を落とす直前に、秩父の居館からやって来た道らしいことです。
この1月に、三保市民の森を散策するために、ズーラシア正門先の森の入口から梅田に向かおうとしたところ、「全国都市緑化よこはまフェア」に向けて植物園を造成中で、現在通行止めとなっていることを記事にしました。
そして、これは先週末の土曜日のことです。
今度は趣旨を変えて、畠山重忠が通ったと思われる導水路に沿ったルートを出来る限り辿ってみようと思い立ちました。
また、梅田谷戸へとなるべく効率良く抜けられる森の道を探ることも目的にしました。
で、こんなルートを歩きました。
115系統神奈中バスの上白根一丁目バス停から、スタートしましょう。
導水路に沿って西へと進みます。
中原街道までは、犬の散歩でも訪れる庭みたいなもの。
ところがここから先は一転、この先ズーラシアに阻まれて進めないため、滅多に足を踏み入れることのない場所。
私にとって、導水路に沿ったこの尾根道は、中原街道が結界となっています(笑)
結界を破って侵入するも、すぐに行き止まり。
ここらは、ズーラシアの敷地を右に見ながら、導水路に戻るまでのルートを探索します。
左側はテニス場と野球場となっているこの辺りから森に入って、、、
都岡町小川アメニティに出てきて、、、
都岡中学校の北側の車両通行止めのフェンスを潜ってまたも森の中へ入って、、、
今度は上川井町小川アメニティに出てきました。
導水路を目指してさらに北上。
名も無き公園らしき敷地の中の急な石段を登っていくと、ようやく導水路が見えてきました。
梅田谷戸水路橋
随分と遠回りとなりましたが、見れば、ここから導水路沿いに東方面に戻っていくことが出来そうです。
そこでどこまで行けるのかどんどんと進んで行くと、、、
先日、ズーラシアの北門を訪れた時の、金網の反対側に行き着きました。
これが、向こうの世界から見た導水路。
1月10日撮影
ここだよ、ここ!
ここの門戸を開いてくれれば、ズーラシアの園内に入ることなく、梅田への散歩道が確保できるのに。
来た道を途中まで戻りますが、北側の森への入口を見逃すはずはなく、ここから森の中へと入って行きます。
所々で北門駐車場が見え隠れします。
この日も駐車している車はnothing。
何故か人気のない駐車場で、警備員らしき方が箒を手に落葉を掃いていました。
この小径、とってもいい雰囲気です。
道中、人っ子一人会いませんでしたが、現在でも人が往来しているような佇まい。
今自分が歩いて来たような、梅田谷戸水路橋からの大迂回路を歩く人がそんなにいるとも思えず。
どこかで出入口を見過ごしたかなあ・・・
当初想定していた場所とはちょっと違う、三保街道の東洋英和女学院入口の交差点付近に下りてきました。
これにて都筑自然公園を通り抜けたので、ここでいったん休息します。
続く。。。