Now or Never

今でしょ!

碓氷峠鉄道文化むら

「SLレトロ紅葉碓井」列車に乗るために横川を訪れた日の後編です。
前編はこちら → 終着駅横川
D51が牽引する旧客に揺られて横川に到着したのが10時49分。
そして同じ列車が高崎に向けて折り返し出発するのが15時10分。
我々に与えられた時間は、昼食込み4時間と10分です。
廃線跡を使って整備された「遊歩道アプトの道」を辿ってメガネ橋を見に行く案もありましたが、、、
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時間的な余裕がなく廃案。
まあ、必然的帰結ではありますが、二人とも訪れたこのとのない「碓氷峠鉄道文化むら」で楽しむことにしました。

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「碓氷峠鉄道文化むら」は、横川駅に隣接する横川運転区跡地に作られた鉄道公園です。
入場するとすぐに目に入るのが、このアプト式線路と国鉄時代の特急色189系です。
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189系が留置されている線路の脇にある元機関庫の中は、、、

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機関庫だった当時の面影が残されています。

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EF63の運転台からの俯瞰。

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自連・密連双頭連結器とジャンパー栓がこの機関車最大のアイデンティティですね!

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こちらはEF62の運転台。

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新型電機では他に例のない3軸ボギーを履いているにも関わらず、アクの強過ぎるEF63の陰に隠れた感があり。新型電機群におけるジョージ・ハリスン的な存在です。(全車短命なところまで・・・)
さて、機関庫の向こう側に広がる園内に足を踏み込みますと、、、

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何ですか、ここ?
実物大の鉄道模型がゴロゴロと転がっています!
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碓井峠とは縁もゆかりもない車輛たちまで、、、
こちらはセノハチのシェルパ。

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ナメクジ!
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常磐線の主と、、、

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北陸本線の主。

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いや、凄い、凄い!
しかし何といっても、鉄道大好きだった少年時代に、東海道本線の客車と貨物を牽引する総大将のこの2機がたまらん[E:notes]

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ん、待てよ・・・
客車牽引機の大将はこいつで、、、

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貨物列車牽引機の大将はEH10かなあ~
・・・なんて、少年時代にタイムスリップ!
こんな童心に帰って浮かれたのは久しぶりですねえ~
いろいろ見てきた車輛たちの中で、「模型を手元に置いておきたい」と強く思ったのは、この凸型電機です。
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実機が走るのを見たこともないのに何故魅かれるんだろう?
こちらは園内を走る「あぷとくん」

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幼稚園の送迎バスによくある着ぐるみのSLじゃなくて、2-6-2の本物の蒸機です[E:coldsweats01]
何で「あぷとくん」なんて名前を付けちゃったかよりも、後ろのJR時代のカラーの189系の痛みっぷりを気にするべきでしょうね[E:think]
屋外の実物大模型の後は、鉄道資料館に展示された写真、資料、そしてレイアウトを堪能。

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横軽の歴史にもっと早く触れていれば、きっと廃線前に何度もこの地を訪れたんじゃあないかと思いました。
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さてお腹が空いて、向かうところはここ。

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おっと、ここは閉鎖された旧館らしい[E:smile]
こっちです。
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横川に来たら、これを食べずに帰るわけにはいきません。

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昼食後は、腹ごなしにアプトの道をちょっとだけ探索。

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今ではトロッコ列車の通るこの線路に沿って歩いて行きます。

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雰囲気のあるS字カーブ。

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見るからに急こう配のこのレールの上を、かつてはEF63が列車を押し上げていたんですね。
昭和の鉄道をたっぷり堪能して帰路に着きます。
最後に、安中駅で東邦亜鉛の製錬所をバックに サヨーナラー(_´Д`)ノ~~
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PS. 自分のお土産は、横軽とは無縁なこんなものをつい・・・
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