Now or Never

今でしょ!

新興線

今日は体調を崩して会社を休んでしまいました_| ̄|○

微熱と腹痛。

土曜日の雨中ポタがいけなかったのか、日曜日の晩酌で、1週間前に開封したペットボトルのお茶で焼酎を割ったのがいけなかったのか。。。
ちなみにその焼酎お茶割りは、一口飲んだ瞬間に異変に気が付いて慌てて吐き出しました[E:coldsweats01]

1日寝ていてもつまらないので、昨年記事にし損ねていた新興線跡の写真をまとめることにしました。

既に忘却しつつありますが、確か夏頃に大黒埠頭に行きまして、その帰り道に新興駅交差点から産業道路沿いに横羽線の子安ランプ付近まで見てきた時の記録です。

撮影箇所↓

より大きな地図で JR新興線跡 を表示

スタート地点の新興駅交差点は、文字通り以前新興駅があった場所となります。
駅の跡地はちょうど工事中(公園として整備中と記憶)で、見るべきものもなさそうだったので素通りしました。

ここから産業道路を西に向かいます。

先ず目につくのは、大黒町と宝町の間に架かる寿老橋横に残された新興第3号橋梁。

Dsc00673

なかなかいい状態で残っています。

Dsc00685

Dsc00679_2

この橋がかかる橋台地から北側に佇む大黒運河。
正面はENEOSの製油所、右方にキリンのビール工場が見えます。

Dsc00676

ここから先、廃線跡はそれとなく雰囲気を残した遊歩道となっています。

Dsc00689

しばらく進むと、踏切跡に残されたレールが!
ENEOSのルブセンター前。

Dsc00694

そして宝運河を渡る布袋橋横の新興第2号橋梁。

Dsc00697

宝運河には艀(はしけ)がぷかぷかと浮いています。

Dsc00700

ここから、今来た方向を振り返りますと、橋台は思いのほか高く設置されていて、結構な勾配となっています。

Dsc00703

橋を渡ると、恵比須町。
廃線跡は、ちょっといい雰囲気の商店街店舗跡の裏をかすめて、右にカーブします。

Dsc00706

反対側から見たところ。
これは、貨物列車が走っていれば、絶景の撮影ポイントですね!(私的に)

Dsc00710

この先、新興線は、恵比須交差点で右折する産業道路と扶桑踏切でクロスしていました。

Dsc00711

産業道路を子安ランプに向かってすぐ、産業道路は恵比須運河に架かる恵比須橋を渡ります。
ここから見えるのが、新興線最大の見せ場、新興第1橋梁。

Dsc00718_2

この長いデッキガーダーとスルーガーダーの組み合わせには萌えまくり~[E:bleah]

Dsc00721

この橋で、この時いっしょに走っていた相棒が、ビクター横浜工場跡地に建設中の佐川急便流通センターをバックに記念写真。

Dsc00725

小さなガッツポーズを見せていますが、心中どうだったか・・・
そう言えば、市が歴史的建造物として認定した「日本ビクター第一工場ファサード」は、結局どうなっちゃったんでしょう?

さて、恵比須橋を渡り、守屋町交差点を曲がって"JVCケンウッド"の本社・横浜工場に向かいます。

案内板には、新興線の線路(跡)が記されていますが、既にこの位置に線路は見られませんでした。
また、昨年夏の撮影なので、「日本ビクター(株)」の名が残っています。
(昨年10月にJVCケンウッドに吸収合併されて、日本ビクター(株)は正式になくなりました)

ただ、この先安田運輸に向かって真っすぐ進みますと、

Dsc00742

踏切跡と、先程の新興線第1橋梁に連なる線路が残っています。

Dsc00739

Dsc00732

先程の案内板まで引き返して、今度はJVCケンウッドの本社方面へ。

道路沿いには、新興駅跡の更地が出現。

Dsc00727

新興駅。
スタート地点も新興駅、そしてゴールのここも新興駅?
新興線廃止前、ここは入江駅を名乗っていましたが、新興線廃止とともに新興駅と改名。
その名とは裏腹に、2度も廃止となる不遇の駅でした。

再び産業道路に入って高島線を渡りますと、小ざっぱりしたこの界隈をブルーサンダーが単機回送で走っていました。

Dsc00745

今回辿ったルートは、今から20~25年程前には、年末行事の生麦河岸への買い出しで毎年1回は車で通っていました。
寂れた風情の貨物線に心惹かれましたが、わざわざ探索しようとか、写真を撮りに来ようとまでは思わなかったのが悔やまれます。

まだ私も若かったんですね~[E:wink]

昭和30年代の新興線および関連引込線の配線を地図で楽しむには↓

横浜市三千分一地形図(昭和30年代)索引