これは先の土曜日の散策の記録です。
朝起きてみると、前日から降っていた雨がまだ残っていたので、朝ポタは中止。
普段ならポタから帰宅する時分になると雨も上がったので、雨上がりの紫陽花を見ようと反町川を訪ねました。
反町川は、東神奈川のスケートリンク前で滝の川に合流する右支川です。
そのほとんどが暗渠化されているため、昔は横浜市内でも有名な氾濫の多い悪川だったなんて、もうすっかり伝説の域に達しています。
ちなみに、以前にやはり紫陽花を訪ねて、ここを自転車で辿ったことがありました。
今回は、反町川を遡り、上流域の元三ツ沢池付近から常盤園を通って、相鉄線和田町駅までを散策します。
ところで、、、
国土交通省の提供する「国土情報ウェブマッピングシステム」で見ると、
今回散策する反町川(=滝の川右支川)が「滝の川」と、一方六角橋方面を上流域とする滝の川は、河川名が「名称不明」と表示されます。
六角橋方面からの流れが滝の川の本流だからこそ、反町川が右支川(本川の右岸側に合流する支川の意)と呼ばれているのだと思いますが、一体何が本当なんでしょう?
ちなみに、滝川クリステルさんは、パリ生まれの神戸育ちで、残念なことに滝の川とは縁もゆかりもありません(笑)
閑話休題。
スタートはJR東神奈川駅。
京急沿いに西進。
滝の川に出ます。
ここから上流へ向かいます。
上流側にはすぐJRの鉄橋があり、その先の道路の直下で滝の川と反町川が合流しています。
スケートリンクは随分長いこと改装中。
ついつい吸い込まれてしまいました。
戦利品は多摩川水系図。500円也。
どんだけ地図と川が好きなんだ(笑)
「市民グラフヨコハマ」のバックナンバーが目に入り、ムラムラと欲しくなったのですが、荷物になるので諦めました。
1971年発刊の創刊号が2,000円の値を付けていました。
しまった。。。
ここで軽く30分の道草食っちゃった!
さて、この先で暗渠はR1と交差します。
ここら辺りは↑で紹介した前回の訪問記でチマチマと書いていますので、今回は端折っちゃおっと。
そこから暗渠がR1の北側を走る部分は、地元の方の生活道路となっています。
ガーデン橋。
暗渠跡の遊歩道が再びR1と交差する地点には、かつては島田橋が架かっていて、今でも交差点にその名が残っています。
交差点を渡って、この先の上流側、流れがR1の南側を走る部分は、反町川は人工的な開渠となり姿を現し、三ツ沢せせらぎ緑道が整備されています。
紫陽花もちらほらと現れて、気分も軽く盛り上がります。
河童が「ヒョーヒョー」って泣くなんてご存じでした?
君たち、くつろぎ過ぎじゃね?
三ツ沢上町交差点で、反町川は三度R1と交差。
ここから先は、再び暗渠となり、滝の川あじさいロードが整備されています。
やはり、地元ではこの流域を、反町川ではなく滝の川と呼んでいるんでしょうね。
さすが紫陽花の季節。
滝の川あじさいロードでは、ちょうど地元自治会によるあじさい祭り開催中。
道沿いに出店しているフリマに気をとられて、いつの間にやら紫陽花のことを忘れてしまいました。
店がまばらになって来た頃、「ああそうだった」と慌てて撮ったのがこの1枚です。
やがて、遊歩道が大池道路に交わってなくなったのがこの地点。
以前はこの辺りに三ツ沢池と呼ばれる大きな池があったそうです。
三ツ沢池の名はバス停に残り、また当時の名残りでこの道は今でも「大池道路」と呼ばれています。
ちなみに、私の地元旭区の白根にも、かつて大池と呼ばれた池があったことから、今でも白根大池公園と呼ばれる公園があります。
以前は、確か「大池」と言う名のバス停もあったと記憶していますが、こちらはいつの間にかなくなってしまいました。
ここからは、開渠となった反町川と大池道路に別れを告げ、山を超えて和田町に向かいます。
常盤園に向かって坂を登って行くと、横浜国大に行き当たります。
関係者以外の通り抜けを禁じる案内板がなかったので、久しぶりに大学のキャンパスに足を踏み入れ歩いてみました。
何かとっても懐かしい匂いがする・・・
大学を卒業して早や30年・・・
キャンパスの雰囲気が懐かし過ぎて、すっかり感傷に浸ってしまいました。
横浜国大を通り抜けると、まもなく常盤園です。
さらに和田町に向かって、横浜国大生の通学ルートを歩きます。
R16とR1を結ぶ坂道を横断します。
かつてトロリーバスが走っていた坂道です。
車で通ると、この場所で横断歩道を渡る横浜国大生を見かけますが、この日は横断歩道を渡る側です。
横断歩道を渡って急勾配を下り、R16を横断して和田町商店街を進むと、、、
この日は和田町のマックで昼食。
地元歩きは、帰りも楽ちんでいいなあ〜