先日、Bianchiのタイヤを交換しました。
GPSの不調ですっかり脇に追いやられていましたが、ミシュランPRO3からの交換後、特に差異・違和感は感じられませんでした。
さて、Bianchiに装着したこのチャレンジ「ELITE」には、25Cのアメサイドがあるのを知っちゃいました。
自分のTOEIスポルティフは、2012年の七夕に履き替えたコンチネンタルの「GRAND PRIX 4-SEASON」(700x28C)を履いていて、この3年間で約2,500kmを走行。
期間的にも距離的にも、寿命と言うにはまだまだ早いと思いますし、そもそもこのタイヤは耐パンク性能が高くて、履き替えてから一度もパンクしたことがありません。
あれよあれよと言う間にボロボロになってパンクしまくったBianchiのPRO3に比べるとえらい違いです。
いやいや、もちろん両者は目指すところが違いますし、そもそも走行距離が全然違うので、比較すること自体が間違っています(BianchiはTOEIの3倍強走っています)
冷静に考えれば、もうしばらくこのまま使い続けるのが賢明なのは明白なんだけど、、、
◇これまでの耐久性重視のタイヤから、走行性能重視のタイヤに換わることでの体感変化
◇28Cから25Cへの変更で接地面積が減ることによるフリクションロスの低減、そして重量減による走りへの効果
◇さらには、ツーリング車に似合うアメサイドの外観
一度欲しくなると止まらなくなるいつもの病気が発症、もう一刻も早く履き替えたい熱病に罹ってしまいました。
これはもう交換するしかないのであーる!
で、買っちゃいました。
そして、ネットで注文したタイヤが土曜日にとうちゃこ♪
チューブも、ブチルの中で軽量でポピュラーなパナのR'AIRにこの機会に交換です。
新しき酒は新しき革袋に
新しきタイヤには新しきチューブを
Bianchiの時以上に交換前後のタイヤの差異が明確で、これは楽しみったらありゃしない。
早速、土曜日の夕方、散策から帰宅後の夕食前に交換作業。
Bianchiのホイールに装着した際は、硬くて嵌めにくく閉口しましたが、こちらはアメサイドのせいか装着も楽々です。
指定空気圧は7.0~10.0barなので、いつものように自分の好みで最大空気圧10.0bar+αまで充填して完了!
さあ翌日のポタが楽しみだと、晩酌を始めようとしたその瞬間、
パッッーーーーーン!!!
経験者ならご存知のタイヤ(正確にはチューブ)がバーストする轟音が・・・
室内なので、それはそれは、近くにいれば腰が抜けるんじゃあないかってくらいの音量です。
自転車はソファの背中に立てかけていたのですが、そのソファーに仲良く並んで座り、録画したドラマを観ていた家族3名、皆呆然とした顔で言葉を発せないまま、後ろを振り返っていました。
「あ~やっちまった・・・」
これまでにも何度か経験したインシデントです。
おそらくは、チューブをタイヤとリムで噛んでいた初歩的なミスだろうと思い、今度は慎重にチューブを装着します。
タイヤをリムに嵌めこんでから、リム噛みがないかを十分にチェック。
軽く空気を入れた後、トントンとタイヤを軽く床の上でバウンドさせながら一周させて撚れを防止します。
「新品のチューブがもったいなかったなあ」
と思うも、晩酌を始めるとすっかり気分が晴れて明日のポタが楽しみになってきました。
ところが、好事魔多し、、、
パッッーーーーーン!!!
先ほどは後輪、今度は前輪。
しまった、前輪もだったか・・・
今度は、たまたま近くに座っていた長男が、「耳が変・・・」とかなりショックを受けた模様。
そのまま自分の部屋に篭ってしまいました。。。
配偶者からは「もうここでやらないでくれない!」と軽くクレームが。
しかし既に軽く酔いのまわった自分は、ひた謝りしながらも、前輪も慎重に対応すればもう2度と起きないはずと信じ、今度は前輪のチューブをチョー慎重に交換。
やれやれ。
今度こそ完了。
自分の阿呆さ加減を嘆きながらも、テレビを観ながら晩酌を続けていると、、、
パッッーーーーーン!!!
「えっ!?」
見れば、チューブがバーストした勢いで後輪のタイヤが見事にリムから外れています。
酔いが回ったこともあり、この時は頭の中がパニックに。
「何で?」
「何で何で??」
「何じゃこりゃ~~~!」
原因が全くわからん。
どうすりゃいい?
指定空気圧は何度確認しても7.0~10.0bar。
でも、ここまで来たら今更止められない。
原因が全くわからないまま、取りあえず空気圧を指定下限値の7.0barに落として様子をみることにしました。
今回スペアの分を含めて3本買ったチューブは使い切って、交換のために外して処分予定だったチューブを使い回すことに。
恐々と空気を7.0barまで入れてから、タイヤをよく見てみると、、、
ひえ~
側面のアメ色部と黒いトレッド面の繋ぎ箇所が、剥離して破けそうじゃあないですか。
高過ぎる空気圧で、タイヤ自体も破損寸前の状態に陥ったように見えます。
でも、確かにプラスαはしたものの、上限の10barを大きく超えて装填したわけでもなく。
配偶者からは、
「いい加減にネットで検索したりとか、メーカーに問い合わせるとかしたら!」
と、とっても正論を叩きつけられましたが、
「指定空気圧をちょっと超えてエアーを入れたら、チューブが3回もバーストしてしまいましたなんて、恥ずかしくて訊けるか、バーロー!」
・・・などとはもちろん口にしませんでしたが、検索も問い合わせも徒労に終わるのがみえていたので、スルーしました。
そして、もはや驚くこともなくなった4回目。
パッッーーーーーン!!!
再び、前輪。
ああ、そうすか、やっぱりね。
最後の手持ちの中古チューブを前輪に装填して、空気を7barきっちりに入れておしまい。
もう何が起きてもへいっちゃら。知ったこっちゃないわ。
「夜中にバーストすればそれまでよ」と、さっさと床に就きました。
o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三
翌日曜日の朝、タイヤに異変が起きていれば、前後ともに今回買ったタイヤは処分して元のタイヤに戻すつもりでしたが、その後夜中にバーストも起きず空気も抜けていなかった。
後輪には破れる前兆が軽く現れているけれど、一度くらいは走らないとどうしても気が済まなかったので、こんなTOEI号で「えいっ」とポタに出ました。
チューブは使用済み含めて使い切っていたので、念のためにBianchi用の18~23Cのチューブをスペアに持ち出しました。
走り出してみると、後輪の破れそうな箇所がタイヤが変形してコブとなっていて、「カタン、、、カタン、、、」とここが接地する度に泥除けが音を出すほどの衝撃があります。
やっぱり自転車を代えようかとも思いましたが、気を取りなおし、バルブを2プッシュして空気を軽く抜いてから、恐々と先に進みました。
結論から言うと、いつものように約50km走ってきましたが、トラブルなく帰ってきました。
コブによる衝撃はずっと続きましたが、帰宅する頃には随分と和らいでいたと思います。
今回のトラブルの原因考察と対策策定。
【原因】
・チューブがタイヤの中でバーストするとは考えられないので、何らかの原因でタイヤの外に瞬時出た。(その瞬間にバースト)
・リムとタイヤの形状の相性が悪く、高圧となったチューブが比較的外に滑り出やすかった。
・タイヤ、チューブ、リムの当たりがつく(=形状が馴染む)前に高圧をかけたことで、更にチューブが外に滑り出やすくなった。
【対策】
・タイヤあるいはチューブを交換する際は、空気を指定下限値ちょうどまで入れて、慣らし運転を実施する。
・何度かの慣らし運転で問題がないことを確認した上で、空気圧を指定値の範囲内で好みに応じて調整する。
正直なところ、真相がはっきりと判明したわけではありませんが、亀裂が入っている後輪のみ再度新品に交換して、しばらく様子見とします。
o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三 o孕o三
こんなんで、最悪の乗り心地と、いつバーストするんじゃないかとビクビクしながらのポタとなりました。
それでも約35kmを無事に走って、いつものここで休憩する頃にはちょっと気持ちにも余裕が生まれていました。
パシフィコに横付けされていたイベント用のトラック。
みなとみらいで、アメサイドのタイヤの見映えを確認するように、何枚か写真を撮りました。
例の裂け目は、昨日より大きくなったような・・・
考えてみれば、こんな状態でよくぞポタに出たものです。
馬鹿ですね。
無駄になったタイヤ1本、チューブ4本、、、
被害甚大の上に、家族を含めて、あの轟音でトラウマに。
タイヤに空気を入れていて、指定値の空気圧に近づいてくると恐いんです。
・・・・・・・・・・・
【6/7の走行記録】 (TOEI)
概要
距離: 50.53 km
タイム: 2:29:18
平均ペース: 2:57 min/km
平均スピード: 20.3 km/h
高度上昇量: 210 m
カロリー: 456 C
平均気温: 21.0 °C
タイミング
タイム: 2:29:18
移動時間: 2:27:12
経過時間: 3:22:39
平均スピード: 20.3 km/h
平均移動速度: 20.6 km/h
最高スピード: 39.5 km/h
平均ペース: 2:57 min/km
平均移動ペース: 2:55 min/km
ベストペース: 1:31 min/km
スピードペース
高度
高度上昇量: 210 m
高度下降量: 216 m
最低高度: -7 m
最高高度: 67 m
心拍
平均心拍: 91 bpm
最高心拍: 120 bpm
平均心拍: 49 最大%
最高心拍: 65 最大%
平均心拍: 1.0 z
最高心拍: 2.5 z
温度
平均気温: 21.0 °C
最低気温: 19.0 °C
最高気温: 27.0 °C
◆2015年の積算距離◆ 1,952.47km