やっちまいました。
何で列車の時刻を事前に調べておかなかったんだろう・・・
今更仕方ないので、一旦氷見駅まで自転車で戻って昼食を摂ってから高岡に向かおうと思っていたら、血眼でスマホを操作していたカミさんが、突然
「バスがある!」
雨晴駅前を13:09に出るバスがあるから、急げば間に合いそうだと。
確かこの時、時刻はちょうど13時くらいで、駅まで自転車なら4~5分もあれば戻れます。
叫ぶや否や、だぁーっと自転車置き場に走るカミさんを必死で追いかけます。
こっちはほぼ走れないんですが、自転車に乗ったらこっちのもん。
ママチャリ全開フル回転で先行するカミさんに何とか追いついて、2人で全力で駅に駆け込み自転車を返却します。
引き渡しをしながら
赤「この辺のバスは時刻通りに来ますか?」
と尋ねると
駅「ここまで1人、2人しか乗って来ないから。むしろ早いくらい」
嘘だろ(笑)
自転車置き場まで自転車を移動しようとすると、
駅「このままでいいから」
おそらくは我々の形相を見て察してくれたんだと思います。
バス停は駅の目の前。
間に合った~
ところが、念のために備え付けの時刻表を見て心臓が凍り付きました。
ぎょえ~~~
この時、時刻は13:02を回っていました。
でも変だ。
ここまでバスの進行方向と逆方向に自転車を飛ばしてきたけれど、バスとはすれ違っていないぞ。
カミさんが「おかしいおかしい! 確かに13:09と書いてあった」と、またも血眼でスマホを操作。
すると、確かに乗り換えアプリの表示は「13:09」と表示されていて、傍に「遅延」と添えられていました。
なるほど!
13:02発予定のバスが7分遅延していて13:09発車見込みってことか!
と喜んでいたら、時刻はすぐに13:09となりバスが遠方からやってくるのが目視できました。
この時、思わず泣きながら万歳三唱を唱えましたよ(嘘)
乗り込んだバスが高岡駅に着くと、あと数分で到着する「あいの風とやま鉄道」の富山行き電車に必死に乗り換え。
冷や汗のかきっ放しである。
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電車に乗るとラーメン店探し。
そうです。お昼は富山ブラックと決めていたのでした。
当たりを付けて向かったのが、富山地鉄ビル1Fのこの店
「化学調味料無添加」がこの店の売りです。
遅い昼食を終えると、近くを走る路面電車を軽く冷かします。
これは、富山軌道線のデ7000形なんですが、、、
万葉線のデ7000形と形式名は一緒だし容姿もよく似ている。
両線の関係は?
富山市と高岡市って仲が悪いってどこかで目にした記憶があるんだけど・・・
さて
この旅最後の目的地は「富岩運河環水公園」です。
ラーメン店前の鉄道ガードをくぐって駅の北側に向かいます。
路上を走るのは富山地方鉄道富山港線のデ9000形電車の連接車
富山港線って言えば、旧型国電好きの私はスカイブルーの73系が頭に浮かぶんですが、今やこうして路面電車となっていて驚きです。
もっとも、この辺りは2006年にLRT路線化した際に経路変更されて新たに開通した部分で、国鉄・JR時代はさっきくぐってきたラーメン店前のガードの上を通っていました。
ちなみに、4年前から富山港線は先ほど見た富山軌道線と接続して直通運転が行われています。
これだけ復活・躍進している元ローカル線って珍しいですよね。
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ホテル、体育館、コンベンションセンターが立ち並ぶ区域を通り抜けると
目的地の「富岩運河環水公園」です。
ここから乗船するクルーズを楽しむ予定でした。
しかし、これまたダイヤを事前確認せずに失敗するのであった。
この灌水公園から岩瀬まで片道乗船し、富山港線で帰って来るコースを考えていたんですが、そのコースに乗るためには、2時間は早くここに着いていなければならなかった(話にならない^^;)
灌水公園を周遊する手頃なコースも用意されていますが、平日の運行はなし。
行き当たりばったりの旅ここに極まれり(笑)
てなわけで、灌水公園をぐるっと回って駅に戻ることにしました。
あちらに見えるのが、この公園のシンボル「天門橋」
エレベーターで上って辺りを見回します。
これは「世界一美しいスタバ」と呼ばれる「スターバックス富山環水公園店」
今回乗れなかった「富岩水上ライン」の乗船場
対岸へは橋の上を歩いて渡れます。
ここでも、条件が良ければ立山連峰が見渡せるのですが、やっぱりだめ。
そろそろいい時間になったので、富山駅へ向かいます。
とうちゃこ
いろいろ後ろ髪を引かれます。
富山湾越しの立山連峰
富岩運河のクルーズ
富山港線~富山軌道線
富山湾岸サイクリングコース走破
寒ブリ、ホタルイカ、紅ズワイガニ
改めて冬に訪れれば、一挙に解決しそうです。
再訪を期して新幹線に乗り込みました。
早速ハイボールを飲みながら、車窓から外をぼんやり眺めていると・・・
北アルプスの山々が目に入ってきました。
立山連峰は見れなかったけど、、、まいっか
ここまで長きに渡ってのお付き合い、ありがとうございましたm(_ _)m
(この旅終わり)