昨日の記事。
国電の説明を自分で読んでモヤモヤ。
昨夜は一睡も出来ませんでした(嘘)
「国鉄(日本国有鉄道の略称)の電車が全て国電と呼ばれていたわけではなく、原則通勤型車両を指して使われていました。(少なくともここ首都圏では)
通勤型とは、都心界隈で運用されていた4扉ロングシート車のこと。
113系のような3扉セミクロスシート車は、バリバリ通勤に使われていても近郊型と呼ばれていました」
この説明は概ね間違っていないと思います。
「国電」っていうと、一般に4扉のゲタ電を指していました。
特急や急行に使われた電車はもちろんのこと、近郊型を対象に「国電」って言葉は使いませんでした。
「国電」は身近に走る乗り物としての愛称だったと思います。
モヤモヤするのはこちら。
「旧国こと旧型国電とは、101系(当初90系)登場前の吊り掛け式という駆動方式を採用する電車群を指します。
私の生まれた1959年以前に生まれた車両たちと言っていいかも知れません。
なので、私はぎりぎり新型なのかな(笑)」
こちらの書き方が微妙で、かつ言葉足らずでした。
旧型国電の定義は確かにこの通り。
この旧国に対して、1959年以降に誕生した電車を「新国」「新型国電」って呼び方はしません。
では何と呼ぶか?
「新性能電車」と呼びます。
なので、「私はぎりぎり新型」は、正確には「私はぎりぎり新性能」となります。
でもこれでは何のこっちゃ?ですね(笑)
また「国電は4扉のゲタ電を指す」と言いましたが、旧国には2扉や3扉の電車も含まれています。
これは私の推測ですが、、、
旧国の時代は、電車は近距離で使用するもの。
中長距離では機関車が牽引する客車が使われていたので、電車全てを国電と呼ぶのが当たり前。
一方、新性能電車の時代になってからは、中長距離用の電車が次々に登場して客車にとって代わりました。
もはやこれを国電の愛称で呼ぶのは違和感があり、ゲタ電に限定して使われるようになったと思われます。
以上、的を得ているのかな?
それにしても・・・
この101系は電車の歴史を大きく塗り変えた優秀な車両でした。
101系を改良した103系が未だ現役で働いているのが、それを証明しています。
103系は数え切れないほど乗りました。
いつまでも現役で頑張って欲しいものです。