Now or Never

今でしょ!

【狂犬通信 Vol.45】陸軍士官学校遥拝所方位盤

思い込みとは恐ろしいもので、「相武台」という地名は相模と武蔵に跨がる台地の意味だと堅く信じていました。
しかし、この地名の由来は1937年に市ヶ谷から移転してきた陸軍士官学校(市ヶ谷の陸軍士官学校が市ヶ谷台と呼ばれていたのに因んで、昭和天皇が座間の士官学校を「相武台」と名付けたらしい)だとしってびっくり。
したり顔で、誰かに話さなくて良かった…。
行幸道路も昭和天皇士官学校の卒業式に隣席するために使用する道路で、たった一回の行幸のためになんでこんなに立派な道路が必要なのか疑問でしたが、卒業式なんで毎年使ったんですな…。

ってな事は置いといて、陸軍士官学校時代の遺構は沢山あるらしいのですが、全てキャンプ座間の中なので、普段は見れません。
唯一見れるのが、正門前の富士山公園のこの遥拝所方位盤です。
士官学校の学生は、毎朝京城に向かって拝礼するのが習わしだったそうで、京城の方位を知るために設置されたのが、この方位盤です。
本来は金属製の方位盤が填まっていたそうですが、現在は台座のみが残ります。

f:id:toei-sportif:20200708180532j:plain

f:id:toei-sportif:20200708180541j:plain

f:id:toei-sportif:20200708180549j:plain

※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)