先週木曜日に総合病院で2度目の診察を受診。
6月に訪れた時に「椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛と思われる」と診断され、ロキソニンに加えて神経障害性疼痛治療薬が処方されました。
また、その際にMRIを予約して後日撮影。
この日は、処方された薬を服用してからの経過とMRI結果を確認して、以降の治療方法を見定めるための再診です。
先ずは、6月当時に苦しんだ脚裏全体に拡がる痛みについて。
先生がMRIの画像を見ながら、
先「椎間板ヘルニアですね。ほら、ここ、、、あれどっちでしたっけ? 」
「ああ右か・・・ ヘルニアは左に出来ているなあ」
赤「・・・・・(この先生、大丈夫?)」
そして、前回の診察以降の状況を聞かれたので、処方された薬を服用してから1週間で痛みが消えたこと。
ただし、代わって膝に痛みが出ていることを話すと、、、
先「梨状筋症候群ですね」
赤「それならネットで見ました。お尻の筋肉の硬直が原因とか」
先「そうです、それです」
・・・って感じで、とりあえず薬を飲んで治まった痛みは、消去法によって梨状筋症候群と診断が下りました(;^_^A
先「リリカ(神経障害性疼痛治療薬)にも副作用があり出来れば飲まないにこしたことはないので、痛みがなくなったのなら、一旦薬を止めて様子を見ましょう」
そして、現在深刻となっている膝の痛みの番です。
症状を伝えると、痛む位置や痛み方を確認して、、、
先「変形性膝関節症。典型的なやつですね。大丈夫です」
赤「あのー、歩くのが辛くて全然大丈夫じゃないんですけど」
先「重い病気とかではないから心配いらないです」
赤「今まで飲んでいた薬は、今度の痛みには効いていないけど、痛みを止める方法があるんですか?」
先「前回出したのは神経に効く薬ですから」
赤「いっしょにロキソニンも出していただきましたよ」
先「まず、レントゲンを撮ってからにしましょう」
赤「・・・・・」
そして、レントゲン撮影後、再び診察。
写真を見ながら、、、
先「やはり、変形性膝関節症と思われます」
赤「(素人目には一見普通に見えたので)この写真見てわかるんですか?」
先「僕らのように、若い人の正常な膝とかもたくさん見てきていると、骨と骨との間隔が狭いと一目でわかります」
でも、柔整先生からは、内側側副靭帯が痛んでいると言われているぞ。
それに、お年寄りの方が痛がるような慢性的な症状ではなく、2週間前に前触れもなく始まった急性の症状だし。
赤「靭帯や半月板が傷んでいる可能性は?」
先「半月板なら、今のように脚が動かせません」
赤「・・・・・(ロッキングのことかな?)」
それでも訝しい気な私の様子を察したのか、ここにきて初めてベットに横たわって触診を行いました。
しかし、診断は変わらず。
そしてこれを解決するための方法を、優先順位を付けて以下の通り説明されました。
1.体重減少
2.筋トレ
3.薬(痛み止め)
4.注射
5.手術
6.IPS再生医療 ※20年未来の話(10年に縮まるかも)
注射については、この病院を紹介してもらった町医者で3度打ってもらったが全く改善が見られない旨を話すと、先生が「さもありなん」とばかりにこんな話をしてくれました。
アメリカで、膝の痛みをもつ40歳の被験者60人くらいを集めて、半数の人にはヒアルロン酸を、もう半数の人にはただの水(生理食塩水?)を、どちらも「薬」と伝えて注射したところ、改善したと感じた被験者の数はどちらも同じ割合だったいう実験事例があるそうです。
そして、「注射を打てば症状が改善する」と信じている患者には実際痛みが和らぐ効果が確認されているとのこと。
人の心理とは面白いものです。
「病は気から」とは正にこういうことなのか?
先「でも赤鬼さんには効かないでしょう」
何だか、自分は猜疑心が強いと言われているような・・・
赤「今も痛くて歩くのが大変。即効性のある痛みを止める方法はない?」
先「当病院には膝専門医がいますから、そちらを紹介しましょうか」
「基本的には、長く患って手術まで視野に入れた患者さんが対象になるけど・・・」
「う~ん、それより、先ずはリハビリを行ってみましょうか?」
「この後お時間があれば、理学療法によるリハビリのやり方を受けていただいて・・・」
とか言いながら、私の膝の上、大腿四頭筋の辺りを手で触りながら、、、
先「赤鬼さんは筋肉量は問題なさそうだなあ。やっぱりリハビリは止めておきましょう」
と、あれこれ逡巡した後で、、、
先「赤鬼さん、すみませんけれど、もう一度私の外来を受けてもらえますか」
「2~3週間様子見とさせていただいて、よろしければもう一度私のところに来てください」
そして、ロキソニンに代わる別の消炎鎮痛剤を処方され、引き続き様子見となりました。
ここに来れば、きっと原因が判明し魔法の薬が処方されると思っていたので、かなりがっかりしたのは事実です。
ただ、、、
軟骨が磨り減って痛みが出ていること。
基本的には、体重を減らして筋肉を強くするしか解決法はないということで、整形外科の先生も柔整の先生も言っていることは一致しています。
概ね、どちらも外れてはいないんでしょう。
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あちこちで診察を受けたり見聞きしたことより、自分でこれまでの経緯と今後の対策を総括してみます。
これまでの経緯
◇2月末頃、膝裏~太腿裏に痛み発症
【原因】ハムストリング肉離れにより膝裏~太腿裏に痛み
・寒い時期にウォームアップせずに、強い前傾・負荷でローラーを繰り返したことによる
◇6月始め、膝裏~太腿裏からふくらはぎにかけて強い痛み(歩けないことも)
【原因】梨状筋症候群が原因の坐骨神経痛による
・ハムストリング肉離れを庇って歩くことによる姿勢の悪化
・自転車や歩くことを控えたことによる梨状筋の硬直
・ちょうど気圧の変動が激しい季節に入ったことによって痛みが顕著に
◇6月末、膝横(内側)の痛み
【原因】内側側副靭帯を痛めたか、変形性膝関節症による痛み(現状判別出来ず)
・ハムストリング肉離れ~坐骨神経痛を庇って歩くことによる姿勢の悪化
・一昨年来、左膝の痛みにより右膝を手前にして歩いてきたことによる負担の蓄積
・長い間、骨格に比べて重すぎる体重を支え続けてきたことによる負担の蓄積
今後の対策
◆摂取カロリー<消費カロリーの厳守(目指せ、理想体重!)
◆プール通いを継続
◆ポタ、ローラーの復活・継続(ウォームアップ、クールダウンを念入りに)
◆散策はほどほどに(脚が痛んだら即中止)
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またも、超個人的な身体のトラブルの話となってしまいましたm(_ _)m
病は気から。
「痛い、痛い」と口に出しているうちは痛いのが治らないような気がしてきたので、脚のトラブルの話は今回をもって封印します^^;