今朝は曇天と弱目に吹く風で、本来残暑厳しいこの時期にして、まずまずのポタ日和でした。
いつものように鶴見川を下って、鶴見市場にやって来ました。
R15の市場駅入口交差点、自由の女神像の脇から伸びるゴム通りを海に向かって進みます。
なんでゴム通り?
昔、岡本理研の工場があったから、、、なんて早計はいけません。
そう言えば入口にはあの像↑を擁する宿泊施設。
これぞ地産地消!?(ちょっと下がかったかな・・・^^;)
※為念ですが、岡本理研さんはゴム通りと何の関係もありませんのでヾ(;´▽`A``アセアセ
ゴム通りを進みますと、以前「ワイルドブルーヨコハマ」があった場所に立つマンションのすぐ横に、黙って通り過ぎることのできない場所があります。
日本における信号機メーカーのパイオニアであり、(多分)シェアNo.1。
私は、数年前のタモリ倶楽部でその存在を知りました(^^;)
残念ながら、外からはその片鱗を覗うことができず、上の記念写真を撮って滞在時間は1分未満。
そして今朝の目的地は、ここから僅か1kmほど。
鶴見線の安善駅。
先週の厚木基地への引込線繋がりで、米軍の油槽所を訪ねてやって来ました。
ところで、安善の駅名の由来は?
あの安田の創業者を捕まえて「アンゼン」ですよ
以前に大川でも同じような話を書きました。
他にも「浅野」とか・・・
鶴見線って何気に凄い駅名のオンパレードで驚きますね。
これぞ都会ローカル線の趣き!
もちろん無人駅です。
このガントリーの架線柱、たまりませんねえ~
ホーム脇の側線にタンクが留まっています。
米タンですねえ
この側線から米油槽所に向かって石油支線が走っています。
駅横の踏切を渡って海方向に向かって進みます。
すると、すぐに左から石油支線が近づきます。
手前の線路が、浜安善方面(右手)に伸びる石油支線で、奥が安善駅横に位置する米油槽所その1への引込線とゲートです。
この道を進んでいくと、2箇所に踏切があり、、、
安善運河を渡ります。
安善橋から東方面を望む。
こちらは西方面。
安善運河は旭運河に突き当り、その向こうの末広町には鶴見線の支線が走ります。
安善橋を渡って200mくらい進むと、右側に不自然なゲート。
モービル石油油槽所への引込線跡です。
さらに進むこと200mくらいか、最終目的地となる踏切が現れます。
この踏切で道路を横切る線路が、米油槽所その2への引込線です。
列車通過時に、踏切への人や車の侵入を防ぐワイヤーのようです。(効力あるのか・・・)
そして、この写真昭和シェル石油の看板の奥手辺りにかつては浜安善駅の駅舎があったと思われます。
(しまった、、、もうちょっとよく見てくれば良かったorz)
米油槽所へは勿論入れませんが、、、
金網越しに拝見。
金網に触ったら電気が流れているんじゃなかろうか? などと、一瞬馬鹿げたことが頭をよぎりました。
接収地だからというわけでもないんでしょうが、随分と贅沢な土地の使い方であります。
ちなみにこの土地、横浜市が公開している昭和13年当時の地図を見ると、「日本石油會社製油所」とあります。
さて、安善駅西側の踏切から進んで来たこの道は、この辺りでどんつき。
この先は京浜運河です。
来た道をとって帰します。
安善駅横の踏切を過ぎてから、最初の信号を左折してしばし。
道路は旭運河を渡ります。
陸側を見ると、運河はすぐに行き止まっています。
以前はここから八丁畷付近まで運河が続いていて「川崎運河」と呼ばれていました。
京浜工業地帯のど真ん中。
近現代の工業発達とともに姿を変えてきたこの地は、本当に興味深い所です。
鉄道による貨物輸送の衰退とともに、網の目のように張り巡らされた線路がすっかり減ってしまいました。
この先、国内製造業が衰退していったら、この地は次にどのように姿を変えて行くのでしょうか。
昨夜は、京浜東北線の振り替え輸送でお世話になりましたm(_ _)m
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【9/6の走行記録】 (Bianchi)
概要
距離: 50.51 km
タイム: 2:20:38
平均スピード: 21.5 km/h
高度上昇量: 208 m
カロリー: 1,668 C
平均気温: 27.6 °C
タイミング
タイム: 2:20:38
移動時間: 2:16:33
経過時間: 3:13:30
平均スピード: 21.5 km/h
平均移動速度: 22.2 km/h
最高スピード: 50.7 km/h
高度
高度上昇量: 208 m
高度下降量: 209 m
最低高度: 5 m
最高高度: 70 m
ケイデンス
平均気温: 27.6 °C
最低気温: 26.0 °C
最高気温: 30.0 °C
◆2014年の積算距離◆ 1865.07km