先の日曜日、江ヶ崎跨線橋跡に立ち寄った後、せっかくだからと尻手短絡線を訪れました。
尻手短絡線とは、品鶴貨物線の割畑信号場と南武線尻手駅とを結ぶ全長約1kmの貨物線です。
首都圏在住の鉄道マニアには説明不要の名所であります。
嗚呼、短絡線。。。
お好きな方、いっぱいいるんじゃないでしょうか(*´д`*)ハァハァ
言うまでもなく、次々と列車が通過する本線ではありません。
「こんな所を列車が走るんだ・・・」
って意表をつくような場所に雑草生い茂るレールがカーブを描き、そこを1日に数回、民家の軒先をかすめるように列車がゴトゴトと走っていく、そんなイメージです。(私だけの妄想かな)
で、尻手短絡線です。
例の江ヶ崎跨線橋近くの割畑信号場分岐点付近から尻手に向かいます。
踏切毎に写真で流していきま~す!
先ずは前回も登場した
江ケ崎踏切
割畑信号場で品鶴貨物線から分岐した短絡線は、ここ江ヶ崎踏切を通過後、横須賀線をくぐって左にカーブします。
この踏切を渡るのは、かつての二ヶ領用水町田堀を暗渠化して出来た道で、この踏切の名前の由来となっています。
矢向第3踏切
いきなり『第3』から始まってご心配なさった皆さま。
第1と第2はちゃーんと南武線の尻手~矢向間にございますので、ご安心ください[E:bleah]
矢向第5踏切
踏切の名前も景色もマンネリ化してきた、なんて言わずにもうちょっとお付き合いください。
まるで短絡線の位置を示すように、短絡線に寄り添い高圧線が伸びています。
線路脇にそびえ立つ高圧線鉄塔
この踏切だけは車が走行できないように、朽ちかけた角材が立っています。
いい雰囲気ですね~
EF64が牽引するコンテナ列車を撮影したのが、冒頭の動画です。
S字カーブをキーキーと車輪を軋ませて通過して行く長い貨物列車。。。
いやー、たまりまへ~んヽ(´▽`)/
さあ、僅か1kmのささやかな旅もいよいよ終盤。
南武線と合流する
日枝踏切
右の2本が南武線で一番左が短絡線です。
こちら、アングルで組まれたチョー萌える架線柱ですが、その位置が面白いですね。
短絡線と南武線下り線路がペアになっています。
この先の日枝踏切分岐点の線路の位置関係を見ると、、、
もしかして、もともと複線化された南武線があり、そこに短絡線を作った時に、南武線下り線路を短絡線に割り当て、玉突きで追い出された南武線上り線路を新設したんじゃないでしょうか?
最後に、日枝踏切からズームで覗いた尻手駅でこの小さな旅を締めましょう。