今朝のこと。
いつものように電車で出勤。
自宅最寄駅から私鉄に乗って、JR接続のターミナル駅に向かっていると、突然電車が急停車。
「早朝から人身事故かよ・・・」と、車内アナウンスに耳を澄ませば、
「ただ今北朝鮮からミサイルが発射された情報が入ってきました。現在着弾状況の安全確認中で運転を見合わせています」
その時、スマホのニュース・防災アプリに流れてきた通知を見ると、政府が東日本に「頑丈な建物か地下に避難」の案内誘導を出したとあります。
いやあ、驚きました。
これまで北朝鮮のミサイル発射のニュースは何度もありました。
以前、テポドン（だったか）が日本列島を越えて太平洋に落下した時は、日本列島が狙われているという恣意的な危機よりも、精度の低いミサイルが実験で誤って日本国土に落ちないかを心配した記憶があります。
また、今年5月には弾道ミサイルがEEZに着水。
この時は、間違ってEEZ内の漁船や客船に着弾したらどうするつもりだ！と強い憤りを感じましたが、まだどこか、自分とは遠い地域で起きている自分の身には直接危険が及ばないトラブルと感じていました。
しかし今回。
初めて、自分の身に降りかかりかねない脅威を感じました。
結局、危険はなかったものの、実際に電車は7分遅れで運行、些細ではあっても実生活に影響を及ぼすことになりました。
同じ電車に乗り合わせた人の中には、私と同じように感じた人もきっといた筈です。
私は、今思えばまだ戦後の香りが残っていた幼少の頃から、両親他年長者から戦争の話を何度も聞かされてきて、
「戦争は決して繰り返し起こしてはいけないこと」
という思いが、理屈ではなく心に染み込んでいます。
こうした気持ちが嵩じて、「国防」に対しても否定的に捉えてしまう傾向が自分にはあったと思います。
しかし、今回おそらく初めて外国からの具体的な脅威を実感して、ちょっと気持ちに変化が生まれたような気がします。
もしかして、これまでゆでガエルだったんでしょうかねえ・・・
ただ、、、敏感過ぎる反応こそが一番怖い気がします。
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この後。
ターミナル駅に着いて、JRもさぞかし混乱しているんだろうと思っていたら、何とあのJR京浜東北線がピッタリ時間通りに運行していて驚いてしまいました^^;
あれだけいつも人災まみれで止まって遅れまくる路線が、ミサイルには鈍感？
後から確認したところ、今回神奈川県はJアラートの対象外だった模様。
地元私鉄が電車の運行を一時見合わせたのは独自の判断だったらしい。
でも、これはこれでいいと思うのだ。
