4月下旬に職場復帰してからは、それまでの医療機関漬けが嘘のように通院から遠ざかっていました。
次回の主治医診察は6月下旬、術後4ヵ月後となります。
一方、理学療法のリハビリは、5月に入れていた予約を都合が悪くキャンセルしてから放置状態でした。
徒歩や自転車でそれなりに負荷をかけた時に、手術後にずっと味わってきた下肢全体に渡る渾然一体の痛みではなく、もともと手術の目的だったはずの膝関節の痛みをピンポイントで感じることがあり、これに割と大きな不安を覚えていました。
こんな状況でもあり、次回主治医の診察前に一度は行くべきと思い直して、先週慌てて予約を入れて行ってきました。
いつものように、膝の曲げ伸ばし具合や平坦・階段の歩行姿勢を見ていただいたところ、歩行姿勢に対する次の指摘を受けました。
・右足着地時、踵から足の前方に過重移動する時に、足の外側に重心がかかり過ぎている。
O脚を骨切りで矯正したのに、膝内側の患部にわざわざ負担をかける歩き方をしている。
これが患部に負担をかけていると思われる。
・左肩甲骨が使えていない。本来は前後に動いてバランスをとるところ、上下に動いている。
・左肩がきれいに動いていないため、これと連動する右腰の動きも悪くなっている。
また、歩いていると脛の外側や足首が痛むのは、膝周りの筋肉が衰えているのを、これらの筋肉がかばって負担がかかっているためであり、更なる筋力回復が必要であるとのこと。
さらに、膝を深く屈伸しようとすると膝が痛むのは、膝の筋力が弱くてグラグラ動いているからだと、先生が膝の皿の辺りを指先で支えるようにして屈伸すると、あら本当、痛みが出ない。
こんな状況で勧められたのは、
・膝を半分くらいまで曲げるハーフスクワット。(深く曲げて無理しないこと)
・大の字に寝て曲げた膝を大きく左右に動かすストレッチ。
手術の結果を残したいなら、後は自分の努力しかないことを再認識。
よく言われる通り、体を治すのは医者ではなくて本人であることを実感します。
再出勤後は、朝の通勤時に最寄駅まで配偶者に車で送ってもらっていましたが、先週から自力での通勤を再開。
毎週末のポタも復活。
釣りを再開。
車の運転も再開。
階段は、恰好とスピードさえ気にしなければ、何とか昇り降りできます。
少しづつですが、生活は確実に元通りへと向かっています。
今回の手術の効果を実感できるのは、術後4~6ヵ月後と言われています。
間もなくその4ヵ月後が到来します。
残念なことに、未だ脚の状態は手術直前の状態にも及びませんが、これから3ヶ月間で改善すると信じてやれることをやっていくしかありません。
でもさあ・・・
何はともあれ先ずは体重減らそうよ>俺