そう、滝の川で見たゆりかもめから連想したのはこのアルバムでした。
「リターン・トゥ・フォーエヴァー Return to Forever」
チック・コリア(ep)
スタンリー・クラーク(b,eb)
ジョー・ファレル(ss,fl)
アイアート・モレイラ(ds,per)
フローラ・プリム(vo,per)
コメント不要の歴史的名盤です。
・・・が、その昔自分は駄目でした。
「これってジャズじゃないし」
不思議なもので、若い頃の方が頭の固いオッサンみたいでした。
マイルスだって、「ビッチェズ・ブリュー」を発表した瞬間に死んだ人だと長いこと思っていたし・・・
電化マイルスに嵌ったのは、このブログを書き始めた2005年当時、40代も半ばの頃^^;
で、今このアルバムを聴いてみると、A面は依然退屈、B面は感激。
うーん、結局・・・
歳を重ねても、懐が心持ち広がっただけなのか(;^_^A
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さあ、1972年に「リターン・トゥ・フォーエヴァー」を結成し、同名のセンセーショナルでエポックペイキングなアルバムを出したチック・コリアですが、その時、まだこの人のグループの一員だったことは、忘れ去られようとしていていませんか。
「モントルー・ジャズ・フェスティバル1972 Live at Montreux 1972」
スタン・ゲッツ(ts)
チック・コリア(ep)
スタンリー・クラーク(b)
トニー・ウィリアムス(ds)
いや、DVDがリリースされるくらいだから、世間は忘れていないのかも。
それにしても、「スタン・ゲッツこそジャズ」と言って憚らない村上春樹も、チック・コリアと演っていた頃のことに言及した著作を読んだことがありません。
このアルバムなんて、本当に忘れられてしまったかのようです。
「ポートレイト Protrait」
スタン・ゲッツ(ts)
チック・コリア(ep)
ミロスラフ・ヴィトウス(b)
トニー・ウィリアムス(ds)
スタン・ゲッツがブリブリ吹きまくる「ラ・フィエスタ」は、「リターン・トゥ・フォーエヴァー」よりもホットで自分的には好みです。
ライナーノーツは今は亡き油井正一さんによるもので、"March 18th 1977"の執筆であることがメモされています。
ここには、
「ライヴ・レコーディングであることはたしかだが、「いつ」「どこで」のライヴであるかがさっぱりわからない」
とあります。
このアルバム、発売当時から継子扱いだったんですかねえ?
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「かもめ」がらみで思いつくままに書いてきましたが・・・
支離滅裂。
この記事、結局何を書きたかったんだろう?
落としどころを見失いました(;^_^A
「リターン・トゥ・フォーエヴァー」もいいけれど、このグループのナンバーをスタン・ゲッツのカルテットで聴くのもなかなかいいよ!
ってところでしょうか^^;