大概の著名人がこの世を去ることに慣れてしまったと思っていましたが、この方が亡くなったニュースが目に入った時はショックでした。
高校3年の夏、この5名が組んだ即席バンド(語弊あるかな?)のレコードを手にして、一気に4ビートジャズの世界が広がりました。
V.S.O.P.クインテットです!
「V.S.O.P.」は、ブランデーのクラス分けである、
「Very:非常に、Superior:優良な、Old:古い、Pale:透きとおった」
をもじったもので(多分)
「Very Special One-time Performance」
の略ってことでした。
正直に言いますと、心臓を直撃したのはフレディ・ハバードのペットとハービー・ハンコックのピアノで、、、
自由過ぎる?ウェイン・ショーターのサックスは、ジャズを聞き始めたばかりの高校生にはなかなか響きませんでした。
私にとってはV.S.O.P.の存在感が圧倒的ですが、普通の音楽ファンにとっては、こちらの方がインパクトが強いと思います。
彼のリーダーアルバムをしばらく聴いていませんでしたが、
今日はレコードで聴いています。
ちなみに、V.S.O.P.の面々の現在。
フレディ・ハバード 2008年没
ウェイン・ショーター 2023年没
ハービー・ハンコック ご存命
ロン・カーター ご存命
トニー・ウィリアムス 1997年没
マイルス塾の塾生たちは、いつの間にかジャズ界の巨匠と呼ばれる存在となっていました。
そして、こうして世を去って行く。
自然の摂理とはいえ、、、寂しいなあ