今から4年前に、脚の写っていない女性の写真を偶然撮ってしまってから、主に脚にまつわる身体上のトラブルが起き続けています。
そして、今回の右脚不調は発生以来異なる症状を誘発しながら、もう半年も経ちましたが、未だ治る気配なし。
こんな時こそ、困った時の神頼み。
調子がいいことは重々承知の上、本当に困っている今、日本古来の神様のお力にすがって、この災いを切り抜けようと考えました。
この話に、私同様にここのところ身体のトラブルに見舞われている元ポタの相棒も乗っかってきました。
どうやら相棒は、例の写真を私からメールで受信して見てしまったがために、自分にも災いが降りかかっていると思いこんでいる模様です。
こんなわけで、運命共同体となった相棒と連れ立って、昨日大倉山の師岡熊野神社を訪れました。
昨年、ポタの途中に立ち寄ったことがありますが、こうしてここを厄除けに訪れることになるとは思いもしませんでした。
東急大倉山駅に着いたのは正午前。
徒歩で神社に向かいます。
相棒は、歩く道すがら、昼から営業している飲み屋を探していたかと思えば、黙り込んで何やらスマホをいじくっています。
神社へはものの10分くらいで到着しました。
道路を挟んで向いにある「いの池」を見ていると、、、
相棒が
「ここ、ゴロゴロいるよ♪」
と何やら興奮気味。
おいおい、今ここで、ポケモンかよ・・・
長い参道の石段を登って、前日ネットで勉強したとおりに手と口を清めてから、社務所で受付します。
受付の巫女さん(と思しき人)から、
「何のご祈願ですか?」
と聞かれたので、
「実は4年前にこれこれこうしたことがあって、その後これこれああなったので、厄除けしたいのですが、諸厄消除で大丈夫ですか?」
と逆に訊ねると、何故かクスッと笑って
「はい、大丈夫です」
実はこうして神社を訪れたのは人生初。
かなり緊張していたせいか、この日湿度が高かった陽気のせいか、顔から腕から汗が滴り落ちていました。
こんな様子なので、この日が神社デビューとバレたのでしょうか?
初穂料は一番安い6,000円を選びました。
相棒は
「この神社高いなあ。前に行った○○神社は3,000円からだったよ」
と文句を言っていましたが、ご利益がなくなりそうなこの発言、聞こえないふりしてスルーします。
待合室に通されて待つことしばし。
相棒が静かになったと思えば・・・
やがて、若い巫女さんに呼ばれて拝殿に導かれ、生まれて初めての厄払いを体験しました。
僅かな時間でしたが、清々とした気持ちになりました。
拝殿裏に覗く青い空とセミの鳴き声が印象に残ります。
もしも、これが少年時代の体験なら、きっと一生忘れられない出来事になったことでしょう。
終わると、相棒が
「随分若い巫女さんだったね。一番安いコースだったからかなあ」
なんて囁いてきます。
もちろんスルーです。
こんな軽口叩いている一方で、
「時々背中を誰かに揺すられているような気がした」
なんて霊験あらたかなこと言って、どこまで本当なのか。
まあこうしてお祓いも無事に終わりまして、まだ時間も早かったのですが、大倉山から地元に戻り、、、
お神酒をいただきに参ります(;^_^A
日曜日の14時過ぎに入店。
1時間も経つ頃にはお客さんで一杯。
いや~、たまにはこんな休日も、なんだかいいですねえ~
こうして、この日の大イベントが終了。
いつもと異なる不思議な感覚が残る1日となりました。
後から気がついて後悔したのが、せっかく歩いて訪ねたのだから、本殿の裏手にある「のの池」を見てくれば良かった。
他にも、社紋の三足烏、凶が出ると災い除けのお守りをいただけるおみくじ、裏手の権現山等々、見所がたくさんあるので、来年のお礼参りを楽しみにしておこう。