これは、11月9日(土)じみーぺい爺氏と、鉄分補給のために田浦の廃線跡を訪れた日の後半戦です。
ボヤボヤしていたら、既に1ヶ月も経ってしまったのだ(^^;)
↑の記事の通り、
廃線跡の探索を終え、、、【1stミッション】
横須賀ドブ板通りの「ハニービー」でネービーバーガーを食べて、、、【2ndミッション】
金沢八景駅に到着しホームに降りると、某コンビニ店がホーム上にあるのを見つけて軽い驚きです。
駅ナカのコンビニは今やそれほど珍しくもありませんが、ホーム上の店舗は記憶にありません。
キヨスクよ、どこへ行く・・・
神武寺に向かった目的は、、、
今や貴重になった3線軌条を見るためでした。【3rdミッション】
金沢八景~金沢文庫駅間には鉄道車両を製造している総合車両製作所(旧東急車輛製造)があります。
ここではJRを始め私鉄各線の車両も作られていますが、作った車両はどうやって各線区に運ばれていくのか?
横浜本社工場から神武寺駅まで京急線の線路を使って運ばれ、神武寺駅からは短絡線が分岐してJR横須賀線の逗子駅まで伸びてJRに接続しています。
ここから横須賀線を経由して全国各地の線区へ新製、整備された車両は運ばれていくわけです。
さてここで、鉄道ファンなら先刻ご承知、JRと京急では線路幅が異なります。
JRが採用する狭軌は、いわばジャパニーズ・スタンダード。
京急が採用する標準軌は、その名の通りグローバル・スタンダードです。
狭軌用に作られた車両を標準軌の京急線上を走らせるために、1435mm幅のレールの内側に1067mm幅の3線目のレールを敷設したのが3線軌条です。
今や国内でも結構珍しい、この京急逗子線の3線軌条が3rdミッションのターゲットです。
工場に入庫する時も出庫する時も、狭軌の車両はこの上り線を行き来するので、京急の営業時間帯を避けて深夜の運行となります。
金沢八景から逗子線の上り線に敷設された1067mm幅の線路は、神武寺駅の東側(逗子の反対側)で京急から分岐して、、、
駅の裏側を通って、
しばらく京急と併走し、トンネルを抜けてから右にカーブをとってJR逗子駅方面に向かいます。
ここ神武寺駅は、池子の米軍居住区と隣接しています。
関係者以外は出入りできない池子方面への改札があります。
駅の空気を味わってから?、金沢八景方面へ一駅戻ります。
六浦駅。
この駅に来たのは、3線軌条の中でも珍しいポイントを見るためでした。
否、分岐しているわけではないのでポイント(分岐器)と呼ぶのは誤りか。
渡り線? 何だ、何て呼ぶんだ?
狭軌レール上をやってきたJR車両が、ホームに横っ腹をすらないように、基準となるレールをホームと反対側に移しているんですね。
近くにあってこんな珍しいもの、この歳になるまで知らなかった・・orz・・と思っていたら、このポイントが設置されたのは僅か3年前の2011年のことでした。
それまでは、狭軌用の車両がホームに干渉しないように、ホームと車両間が大きく開いていたようです。
これでは危ないってことで、このような対応を行ったんですね。
さてこれにてこの日の3rdミッション完了!
実はこの区間、私の記憶が定かならば、逗子海岸駅と京浜逗子駅が統合されてから初乗車となります。
おそらく、これにて私の京急全線乗車完了!!!
ちなみに両駅が新逗子駅に統合されたのは1987年。
「なんだ、つい最近のことじゃーん!」と感じたら、それはオヤジの証し。
既に27年も経ってますよ~(○´艸`)
そして、この日の最後のミッションは、某有名イラストレーターも訪れるというネットで評判の立ち飲み屋を訪れて反省会!【Finalミッション】
最近よくある小洒落た立ち飲みと言うよりかは、昔ながらの風情漂う佇まいのお店ですが、料理は欧州風と言いますか、立ち飲みではちょっと珍しくて美味しいものが揃っています。
いろいろな小物が味を出していますね。
そして本当の最後の最後、おまけのミッションは、珠屋洋菓子店のピーチロールケーキ。
じみーぺい爺氏のお勧めで、自分もお土産に買って帰ったところ、我が家女性陣もすっかり気にいってました。
男子たるもの、家を空けて遊びに行った時はこうした壺を押さるべき。
自分も見習わなければ・・・